いとう
今回はこんな疑問にお答えする記事です。
さて、最近は本当にランニング人口が増えました。
この背景としては、
- 健康志向の高まり
- ランニング環境が整った
- ランニングがオシャレなイメージになった
- ランニングをしている著名人に触発される人が増えた
などなど、様々な理由があるでしょう。
そこで今回は、ランニングを始めようか悩んでいる方に向けて、ランニングの魅力をお伝えしていこうと思います。
ちなみに僕はかれこれ5年間以上はランニングをしていまして、高校3年間は陸上部、大学生の現在も趣味として走っています。
そういった経験からも語っていきます。
ランニングの魅力:コスパ高い
ゴルフより10倍安い!?
ゴルフに恨みはないのですが(笑)、比較対象として挙げます。
超人気スポーツのゴルフ。
僕の父も20年くらいやっています。
が、ランニング派の僕からひとつ言わせて欲しい。
いとう
ゴルフに掛かるお金をちょっと調べてみたところ…
- クラブ・キャディバックセット→2万~10万
- ゴルフ練習場→2000円前後/1h
- ゴルフグローブ→2000円前後
もっとお金が掛かるかもしれませんが、大体こんなところでしょうか。
用具の費用が最低でも3万円前後、さらに練習場にもお金が掛かってしまうのです。
それに対して、ランニングに掛かるお金はというと
- シューズ→5000円~15000円くらい
はい、以上です。
競技場などの施設等を借りる場合は除き、普段のランニングでは当然お金は掛かりません。
また、ランニングシューズは(モノやランニング強度によりますが)だいたい1200kmくらい走っても問題ありません。
「3日に1度、5km走る」という事を日課にしたとしても、2年くらいはシューズを代えなくてOKなのです。
「ランニングシューズは種類ありすぎて、何を買ったら良いかわからん…」という人は、
日本メーカーの「asics」が特にオススメです。
日本人の足型に合ったシューズなので、割と万人向けです。
健康効果が高い(安いのに)
どのスポーツも健康効果やダイエット効果があるのですが、ランニングはそういった効果が特に高いと言われています。
- 発汗作用
- 消費カロリーが多い
- 有酸素運動
- 様々な論文において、抗うつ作用が認められている
人生にプラスになる要素がありすぎですね。
もちろん走りすぎはよくありませんので、適度に行うことが大切です。
気分が晴れる
ランニングは発汗を促し、呼吸も普段より深まるため、気分が非常にスッキリします。
先ほども少し触れましたが、論文などにおいても、「有酸素運動は抗うつ作用がある」とされています。
- 頭が痛い…。
- 気分が重い…。
- やる気が出ない…。
- なんだか身体がだるい…。
- しっかり寝たはずなのに疲れている感じがする…。
こんな時にこそ、軽く走って汗を流すと気分が180度変わります。
それまで悶々としていたのがウソのようになりますよ。
悪い流れが断ち切れるというか、リセットされるんですよね。
学校の体育みたいにガチ走りする必要は皆無なので、まずはじっくり走ってみることをオススメします。
場所を選ばないので習慣化しやすい
ランニングに必要なものは、基本的に衣服とシューズだけです。
好みによって時計やスポーツネックレスなどを着用する方もいますが、基本的にこれだけあればランニングは可能です。
ランニングはその手軽さから、他の運動よりも圧倒的に習慣化しやすいメリットがあるのです。
何事も
とは言われますが、ランニングは費用も手間も掛からないので、継続のハードルは他の運動より圧倒的に低いかと思います。
脳との関係:ランニング習慣がある人はエリートが多い?
ランニングを習慣にしている人ってスゴイ方が多いんですよね。
- UVERworldのTAKUYA∞さん
- B’zの稲葉浩志さん
- 京大の山中伸弥さん
- 堀江貴文さん
- 東国原英夫さん
- 茂木健一郎さん
- 村上春樹さん などなど…。
そうそうたるメンツです。
ランニングと精神面の関係を少し深掘り
「有酸素運動における脳波・血中β-エンドルフィンの動態」の論文では、運動において精神的な沈静化とリラクゼーション効果を促している、という結果が報告されています。
ランニングによって精神面での安定を手にいれ、メリハリのある生活を送るためにも、先ほど挙げた「スゴイ方々」はランニングをしているのかもしれません。
ちなみに「フェルマーの最終定理」を証明したアンドリュー・ワイルズさんも、閃いたのは池の周りを散歩していた時だといいます。
また、脳科学者の茂木健一郎さんも「ランニングは脳にとって最高のごちそうなんです。」と語るほどですから、効果は確実でしょう。
つまり共通して言えることは、適度な運動は脳や身体に良い影響をもたらす、という点です。
脳・リフレッシュ・健康の3つに好影響があるので、まさに一石三鳥です。
心身の老化は「脚から」
「老化は脚から」という言葉を耳にしたことがありませんか?
脚の筋肉は、身体全体の筋肉のおよそ4割を占めています。
そして悲しいことに、真っ先に衰えやすいのも脚の筋肉だと言われているのです。
全体の筋肉量の4割を占める脚が衰えると、日常生活や歩行速度に大きな変化を及ぼします。
腹筋や上腕二頭筋が衰えるのとワケが違うレベルでしょう。
そういった理由もあり、例えば介護の現場や高齢者の健康を啓発する企業などは、積極的に脚を鍛えることを勧めています。
いとう
という方は、ランニングやウォーキングで脚を鍛えるのがオススメです。
「え~でも脚とか鍛えたら太くなるじゃん」
なんてお年頃JKみたいな事を言ってる場合ではありません。
そもそも、ランニングは脚が引き締まる効果はあれど、太くなったりはほとんどしません。
むしろ脚を太くするには、ハードなウェイトトレーニングを繰り返す必要があるため非常に難しいのです。
ランニング程度の負荷であれば、そうそう脚が太くなりませんので安心しましょう。
でもランニングは疲れないの?
距離にもよりますが、ランニングも運動ですので疲労する事は確かです。
しかし、
- 自分の好きなときに
- 好きな場所で
- 好きな距離を
- 好きな音楽でも聴きながら
- 無理のないペースで
こんな感じでランニングすれば、だいぶハードル下がりますよ。
僕は朝走って日中に疲れを感じるのがイヤなので、全ての用事が終わった後にリフレッシュを兼ねて走っています。
「ランニング」と聞くと、学校の体力テストや持久走を思い出してゲンナリしてしまう方が多いと思いますが、趣味なので自由に楽しくやっていきましょう。
ところで、選手10人が箱根駅伝を目指すストーリーの人気アニメ、そして人気小説である「風が強く吹いている」では、こんな言葉がありました。
就活に苦戦し、走る気を無くしている仲間への言葉なのですが、
「明日も明後日もその先も、やるべき事に変わりはない。いつだって目の前にあるのは現実だ。なら逃げるんじゃなくて、いっそ一緒に走ってみればいんだ。現実と。
走って就職できるかは分からん。ただ、止まっていると不安になる。俺にはあったよ、そういう時が。」
「止まっていると不安になる」はまさにそうですね。
走るのは正直疲れるけど、走らないともっと精神的に疲弊する。
そんな気がします。
最後に
ランニングの手軽さやファッショナブルなイメージとも相まって、今後はより一層ランニングブームが広まると思っています。
走るという行為は、人間の本能に近い行為です。
精神的に疲れた時こそ、自分の中の人間的な本能を刺激して乗り越えていきましょう( ·∀·)ノ
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