今回は、巷で話題になっている「MEDIFOAM」のシューズの正直なレビューをしたいと思います。
現時点で「MEDIFOAM」のシューズは取り扱い店舗が限られているため(通販なら買えますが)、試し履きがなかなか難しく、購入に踏み込めない方もいるかもしれません。
ここでは、そんな方々の参考になればと思います。
ちなみに僕が購入したのは
「RUNNERS HI-MF103」
というモデルです。
メディフォーム RUNNERS HI MF103 ユニセックス
レース用ではなく、普段のジョギング向けシューズです。
また、サブ4~サブ5レベルならレース用として通用する、との事です。
汎用性は高いですね。
ではレビューに参ります。
さっそく:開封の儀式
まず最初に、シューズの箱がスライド式になってる事に驚きました。(笑)
そもそも「MEDIFOAM」とは
さて、「MEDIFOAM」とは、アキレスという会社の独自技術で作られた素材のことです。
いとう
「Medical(医療の)」と「Foam(発砲体)」を組み合わせた言葉で、衝撃吸収性や反発性、耐久性に非常に優れた素材です。
ある実験によると、
高さ10mから厚さ約30mmの「MEDIFOAM」シートに生卵を落とす実験でも生卵は割れずに5m以上跳ね上がる!
(※アキレス 公式サイトより)
こういった驚愕の結果も得られているようです。
5m以上も飛び上がってる生卵って、ちょっと見てみたいですね…笑
ランニングでは「着地の際に体重の3倍の負荷が掛かる」と言われていますが、そういった強い衝撃にも耐えうる素材ですね。
いとう
また後述もしていますが、実際に走ってみても、筋肉の疲労具合が全く違うという印象を受けました。
サイズ感や重さを他社メーカーと比較
メディフォーム シューズの重さ
今回取り上げている「RUNNERS HI-MF103」は、片足で346gです(28cm)
他シューズと比べると重めのシューズと言えるでしょう。
僕が使ったことのあるシューズでの比較になってしまいますが、
- NIKE エアズームペガサス35→278g
- NIKE エアズームペガサス34→297g
- NIKE エアズームストラクチャー21→295g
- NIKE スピードライバル6→214g
- asics GEL-NIMBUS20→324g
- asics GEL-INFINI 2→235g
- asics ソーティマジックエキデンDS→165g
(※サイズはすべて28cm。片足のみ)
こう比較してみると、約350gの「RUNNERS HI-MF103」は、かなりクッション性、リカバリー性を重視している事がわかります。
いとう
と思われるかもしれませんが、他社のジョギングシューズと感覚は変わりませんね。
むしろ350gの重さを感じません。
1km3分50秒を切るくらいのペースだと重さを感じますが、1km4分~5分以上のジョギングであれば非常に快適です。
メディフォーム シューズのサイズ感について
Amazonなどの通販サイトのレビューでは
- サイズが小さい
- 1センチ大きめがベター
- 足先が合わない
といった声が散見されました。
確かに僕も実際に履いてみて、
いとう
と感じました。
その前足部のタイトさが「サイズが小さい」というレビューの理由なのかなと。
まぁ個人的には、走る上で全く気になりませんでしたが。
asicsやNIKEと同じく、いつも通りの28cmを使用していますが違和感や不具合はゼロです。
万が一「サイズが小さい」と思った時は、シューズ紐を長めのものに変えてゆったりめに結ぶ、などといった対策を試みてみましょう。
さて、次は実際に走ってみての感想です。
実際に走ってみての感想
まずシューズに足を入れた瞬間、
いとう
と感じたのですが、走り出したら全く気にならず、身体の一部のように機能してくれました。
そしてソールは固過ぎず、よく好まれている「ソールが柔らかめのシューズ」だと言えます。
クッション性も高く、アキレスが語る通り「LSDやリカバリージョグ向きのシューズ」だと実感しました。
走っている時はまさに不思議な感覚で、足の裏が地面を捉える感覚は伝わってくるのに、変なダメージはあまり感じないんですよね。
で、走り終わった後。
いつも感じていた、ハムからふくらはぎにかけての筋肉に変な張りがない。
足裏の張りも少ない。
先ほどの「卵が5mもハネ返った」どころの話ではなく、脚全体が衝撃から保護されている事を実感できました。
ご覧の通り、今流行りの「超厚底シューズ」ではないのですが、衝撃吸収の役割はしっかりと担ってくれています。
品番・名称による違い
今回僕が購入したのは
「RUNNERS HI-MF103」
ですが、実は他にもイロイロな種類がありました。
しかし、ぶっちゃけ違いがよく分からなかったので「よくある質問」をチェックしてみました。
これを要約すると、
- 「MEDIFOAM」のシューズは大きく2つのタイプに分けられる
- 「ヒールカウンター」という機能が装着されているタイプと、そうではないタイプに大別される
- 名称はあくまでニックネームなので、機能に差はない
との事。
たしかに「ヒールカウンター」なるモノが装着されているタイプは、他と比較するとちょっと値段が高いですね。
ちなみに今回僕が購入した「RUNNERS HI-MF103」は「ヒールカウンター」が無いタイプです。
とは言え、ヒールカウンターが無いタイプには代わりに「インナーカウンター」なるモノが装着されているため、こちらでも充分に安定した走りができますね。
ただ、膝を痛めたくない方や、現在怪我をされている方などは「ヒールカウンター」があるタイプの方がいいでしょう。
「ヒールカウンター」が装着されているタイプのシューズ↓
デザインがカッコ良すぎる
「MEDIFOAM」のシューズはデザインがカッコいいんですよね。
「MF」のロゴがアクセントになって、めっちゃくちゃオシャレです。
MEDIFOAM@MF____official の
川内鴻輝選手 @k_ksports にランニングシューズをご提供頂きました!!!
今ずっと履いているシューズもMEDIFOAMさんなんだけど、脚に優しく故障に悩むランナーに向けて開発されたシューズなのでとてもリラックスした状態で走れるんです🏃🏽♀️✨…https://t.co/TTgcu8uvqW… pic.twitter.com/azI7vwsrhd— 紗綾 (@SaayaOfficial) May 13, 2019
↑こんなツイートも見つけました。
パリピもビックリなレインボーカラーです。
今は海外のすっげぇイカツいシューズとかが流行っていますが、「MEDIFOAM」はスマートにまとまっているデザインですので、個人的に非常に好きです。
ランニングシューズとして履き古したら、一度キレイにしてから普段履きにしようと考えています(笑)
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最後に
という事で今回は、今話題の「MEDIFOAM」シューズの正直なレビューでした。
- クッション性が非常に高い
- デザインがシャレオツすぎる
- 落下した生卵さえも割れないレベルの衝撃吸収性が実感できる
- 他メーカーと比較すると、前足部がやや狭め→サイズは0.5mm大きくするorシューズの紐を緩めにすればOK
asicsやNIKEなどと比較するとまだまだユーザーが少ないシューズだと思いますが、この履きやすさなら今後はもっとユーザーが増えるのではないかと思っております。
ぶっちゃけ、履いた事がないメーカーのシューズで不安があったのですが、杞憂に終わりました。
さすが信頼と実績の日本メーカーです(笑)
メディフォーム RUNNERS HI MF103 ユニセックス
クセの無い良いシューズですので、迷っている方はぜひ試してほしいと思います。
ちなみに今回はリカバリーシューズについてのご紹介でしたが、MEDIFOAMからはレースモデルも出ています。
あのロンドン五輪マラソン代表の藤原新さんが開発に携わり、「MELOS」と「ITEN」という2種類が登場しています。
こちらは「サブ3ペース」向けらしいので、asicsで言うターサージールあたりのポジションでしょうかね。
では、今回は以上です。
ありがとうございました。
はじめまして
わたしも全くおなじシューズ使用しています。
普段アシックスなのでLSD用かなと思いましたがとんでもない
普段 キロ5分切りがギリギリの私ですが楽に四分後半をだせます。
これからメジャーになる要素はあります
はじめまして、コメントありがとうございます!
本当に仰る通りで、クッション性が抜群なのに重さを全く感じさせないのが非常に快適というか、不思議というか…笑
性能面はアシックスやミズノといったメジャーブランドに全く引けを取らないと思うので、あとは我々がたくさん使ってたくさん宣伝するのみ、ですね笑笑