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服部勇馬がマラソンで遂に覚醒!選手情報をまとめてみた。【福岡国際マラソン】

今回はマラソンランナー、服部勇馬選手についての記事です。

 

東洋大学時代から第一線で活躍し、大学駅伝を湧かせてきたエリートランナーの服部選手ですが、フルマラソンではこれまで結果が残せませんでした。

しかし、福岡国際マラソン2018」では2時間7分台をマークし、同大会で14年振りの日本人優勝者となりました。

そんな服部選手についての特集です。

服部勇馬選手について

プロフィール

  • 服部勇馬(はっとり ゆうま)
  • 所属:トヨタ自動車
  • 生年月日:1993年11月13日
  • 身長:176cm
  • 体重:63kg
  • 出身地:新潟県 十日町市
  • 出身大学:東洋大学
  • 自己ベスト:2時間7分27秒(日本歴代8位)

参考:トヨタ自動車 陸上長距離部

マラソンデビューは2016年の東京マラソン。当時東洋大学生だった服部選手は、リオ五輪代表の座を掛けて挑みました。

藤原新選手や今井正人選手らベテラン勢を振り切り、一時は日本人トップに。実況していた藤田敦史さんが「一人だけ力が違うような走り」と絶賛するほどでした。

 

しかし、のちに大きな課題となる後半の失速により、タイムが思うように伸びませんでした。

翌年の東京マラソン2017ではサブテンを記録するものの、やはり後半に失速が起こりました。

 

ただ、後述しますが「福岡国際マラソン2018」では、後半の失速を抑え、むしろ加速して鮮やかな勝利を収めています。

 

InstagramなどのSNSをチェック!

服部勇馬選手Instagramで発信されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

なお、現時点ではTwitterやFacebookはやっておられないようです。

 

服部勇馬選手の経歴について

中学時代

サッカー部に入りたかったものの、学校にサッカー部が無かったため、仕方なく陸上部に入部したといいます。

サッカーへの未練があったとは言え、中学3年次の全日本中学陸上では1500mで7位入賞と、かなりのポテンシャルを秘めていました。

 

高校時代

高校は仙台育英高校。

3年次の青森インターハイでは5000mで5位入賞。

高校卒業後は東洋大学へと進学します。

 

大学時代~現在

東洋大学時代の活躍は、現在も語り継がれている通りです。

主な実績を挙げると、

  • 三大駅伝の区間賞→計5回
  • 30km→学生記録更新(1時間28分52秒)
  • 5000m→13分36秒76
  • 東京マラソン2016→2時間11分46秒

という、学生でありながら実業団ランナー顔負けの驚異的な結果を残しています。

服部勇馬選手の練習方法について

東洋大学時代からマラソントレーニングをこなし、30kmの学生記録も樹立した経験がある服部選手。

しかし服部選手は、「今思い返すと、マラソン舐めてるのか、って感じの練習量でした(笑)」と、当時を振り返っています。

 

福岡国際マラソン2018に挑むにあたって、

  • 40km走の量を従来の2倍近く増やす
  • 苦手意識のあったスロージョギングを増やす

などなどの工夫で、とにかくマラソンの距離に慣れるための取り組みを徹底しました。

 

その結果として、2時間7分台という記録と完全優勝を手にしたのです。

 

なぜ福岡国際マラソンに勝てたか

圧倒的な走りで完全優勝を果たした服部選手でしたが、優勝の要因は大きく4つ考えられます。

①やや前傾のフォーム

服部選手の走りを見ると、上半身が少し前傾しているのがわかります。

上半身がうまく前傾すると身体が前に前に進むため、効率よくスピードに乗ることができるのです。

 

これは非常によいフォームとされていまして、これには理由があります。

世界記録保持者のキプチョゲ選手など、ケニア勢の走りを見るとわかりますが、彼らのフォームもやや前傾しています。

さらに服部選手は176cmと高身長なので、このフォームが非常に有効に働くのです。

 

ケニア勢に匹敵する素質やフォームを持っているのが、服部選手の強みの1つです。

 

②レース運びが素晴らしい

初マラソンの時から言われていたことですが、見事なレース運びができるのも服部選手の強さです。

30kmまでは先頭集団の中に雲隠れし、しかるべきタイミングで抜け出す

という、非常に理想的とされる走りをしてしまうのです。

 

集団の中で位置取りを変えずエネルギーを溜めて、相手にふと疲れが出たところでカウンターに出るんですよね。

 

③スピード

5000mを13分30秒台のスピードを持っているため、

  • マラソンの「1km3分ペース」が楽
  • 後半で相手を突き放すスピードがある

こういったメリットが挙げられます。

今回の福岡国際マラソンではそれが表れ、35kmから40kmの5kmを14分40秒という驚異的なスプリットを刻みました。

 

④給水ドリンク

服部選手は自身を「発汗量が多い体質」と分析し、汗の研究をしている大学教授とも相談してドリンクを作っているといいます。

そういった万全の下準備が、最後の最後までスパートする力に繋がったのでしょう。

 

服部勇馬選手のシューズはVF4%

 

服部選手は東洋大学時代から現在まで、NIKEシューズを使用しています。

福岡国際マラソン2018では、話題の「ヴェイパーフライ」を使用していました。

「ヴェイパーフライ」といえば、シカゴマラソンで2時間5分50秒の日本記録を叩き出した大迫傑選手や、マラソン世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手などトップ選手がこぞって履いているエリートシューズです。

ヴェイパーフライの存在も、服部選手の勝利に一役買ったわけです。

 

最後に:東京五輪の可能性

 

現在の日本マラソンでは、「大迫・設楽・井上の三強時代だ」と言われていますが、そこに割って入った服部勇馬選手。

日本陸連の尾県さんも「3強と言われていたが、確実に4強になった」と絶賛しています。

 

さて、東京五輪マラソン代表は3名。2019年の9月に行われるMGC(五輪代表選考レース)でその枠を競います。

9月ということで暑さも懸念されていますが、結論から言うと服部選手はかなり可能性があるのではないかと思います。

先述した服部選手の3つの強みや、大会史上もっとも暑かった福岡国際(気温20度前後)で7分台で完全優勝したことも踏まえると、かなり有力な候補でしょう。

 

今後も服部勇馬選手の走りから目が離せません。

 

読書にオススメ:マラソン関連の本

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