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【マラソン】大迫傑についての情報まとめ。練習や経歴、シューズ情報の詳細

今回はマラソン日本記録保持者「大迫傑」選手についての特集記事です。

大迫傑選手について

プロフィール、経歴について

  • 大迫傑(おおさこ すぐる)
  • 所属:ナイキオレゴンプロジェクト
  • 生年月日:1991年5月23日
  • 出身地:東京都町田市
  • 身長:170cm
  • 体重:53kg
  • 出身大学:早稲田大学
  • 自己ベスト:2時間5分50秒(日本歴代1位)
  • 主な実績:2017年ボストンマラソン3位、2018年シカゴマラソン3位など

佐久長聖高校→早稲田大学→実業団の日清食品グループを経て、現在はアメリカの強豪チーム「ナイキオレゴンプロジェクト」にプロとして所属しています。

まさにエリート街道の第一線を歩んでいる期待のランナーです。

Twitter、InstagramなどのSNSについて

大迫選手はTwitter、Instagramを利用しています。

Twitter

Instagram




大迫傑選手のマラソン

海外強豪チームで練習

先述した通り、大迫選手はアメリカの「ナイキオレゴンプロジェクト」という陸上チームに所属しています。

打倒アフリカ勢を掲げたこのチームは、選び抜かれたエリート中のエリート選手しか所属を許されていません。

 

大迫傑選手はこのチームにアジア人で初めて加入しました。

チーム内ではリオ五輪マラソン銅メダリスト「ゲーレン・ラップ」選手など有力なチームメイトと共に切磋琢磨しているといいます。

 

「ナイキオレゴンプロジェクト」での練習メニューについては「シークレット」として詳しくは明かされていませんが、

従来のマラソン練習のようなロングランだけでなく、スピードや筋力も重点的に磨く

という特徴があるようです。

40km走などもしつつスピード・筋力強化のためのウェイトトレーニング、さらには最新鋭の機器を利用した科学的トレーニングが行われていると言います。

使用シューズ

レースにおいてはナイキの「ヴェイパーフライ 4%」を使用しています。

フルマラソン2時間切りを目指したこのシューズは、現在世界のマラソン界を席巻しています。

 

ただ大迫選手は市販のモデルを使用しているそうで、理由は

  • オーダーメイドだと数が少ししかなく、使う時に緊張する
  • ずっと市販のモデルだったから、それで慣れている

だといいます。

大迫選手のマラソン哲学

大迫選手のマラソンの考え方としては、

タイムは関係ない。勝負が大事

という特徴があります。

マラソンのタイムには天気、気温、ペースメーカーの調子など様々な要素が絡みますが、そういった自分以外の事は考えないスタンスのようです。




大迫傑選手のマラソン日本記録

2時間5分50秒 スプリットタイム

14:53-15:19-14:56-14:44-15:28-14:27-14:31-14:42-6:51

大迫選手が日本記録を出した2018年のシカゴマラソンは、レース内容も完璧だったと絶賛されています。

当日は

  • 雨天
  • 強風
  • 高温多湿
  • ペースの上げ下げが激しい

など、かなり厳しいコンディションでした。

その中で35km過ぎまで優勝争いに加わり、ラスト2kmでは差し込み(腹痛)に見舞われながらも2時間5分50秒にまとめ上げています。

大迫選手のストイックな食事

  • ブロッコリーを大量に食べる
  • 豆腐しか食べない
  • 炭水化物・脂質はあまり摂らない
  • スムージーが大好き

このようにテレビ等では様々な情報がありますが、

  • レース前などは炭水化物もしっかり摂る
  • 脂質はアボカドなどの良質なものを摂っている

等はTwitterで明言されています。

大迫選手曰く、「メディアの極端な情報だけが伝わって、伸び盛りの中高生ランナーがマネしたら危険」との事なので、よほどのダイエッターではない限りはマネは辞めた方が良いかと思います。

大迫傑選手の「東京マラソン2019」

大迫選手は東京マラソン2019において、4回目のマラソンにして初の途中棄権に終わってしまいました。

コンディションについても「シカゴ(日本記録更新時のレース)の時の状態と、どうしても比べてしまう時があった」と事前に語っていたことから、100%万全ではなかったのかもしれません。

劣悪なコンディション

気温5度、冷たい雨。

東京五輪の灼熱レースを想定していたエリート選手にとっては、高温よりも厳しい環境だったのかもしれません。

 

また、エリート選手はハイスピードで走るため風を感じて身体が冷えやすかったのでしょう。

さらに大迫選手のように脂肪が極端に少ない肉体が、身体の芯を冷えすのを助けてしまったのかもしれません。

他の有力選手も大苦戦

アジア記録保持者のエルアバシ選手や、MGC出場内定者の福田穣選手ら有力選手も途中棄権に終わってしまうほどの過酷レースでした。

サブテンの記録が続出した昨年の好コンディションと比較すると、明らかに厳しい環境だったと考えられます。

今回の棄権は「英断」

今回の棄権は英断だったと感じています。

というのも、大迫選手はMGC出場権を持っていますし、日本記録を破って1億円も獲得済みです。

よってMGC本戦を半年前に控えた今回のレースで無理をする必要はどこにもないからです。

 

MGC本戦や東京五輪は酷暑が予想されていますが、大迫選手はボストン・福岡国際・シカゴと暑い環境の中で結果を出してきました

今回の東京マラソンは棄権に終わりましたが、MGC本番においてはやはり「大迫傑」に注目は集まるかと思います。

まとめ

大迫選手の情報まとめでした。

また何かあれば更新・修正していきます。
読んで頂きありがとうございました。

読書にオススメ:マラソン関連の本

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