2020年の東京オリンピックに向けて、長らく低迷していると言われていた男子マラソン界が非常に盛り上がりを見せています。
設楽選手・大迫選手の日本記録の更新や、公務員ランナー川内選手や神野選手のプロ転向など、話題が尽きません。
そんな中で先日、日本のプロランナーのパイオニアであり、長く第一線で活躍してきた藤原新選手の「プレイングコーチ」転向が発表されました。
2012年にロンドン五輪マラソン代表選手ですね。
今回は、そんな藤原新選手の最近、さらに新しいスポンサーやコーチ就任の情報についてまとめています。
藤原新選手について
プロフィール
- 藤原新(ふじわら あらた)
- 生年月日:1981年9月12日
- 出身地:長崎県諫早市
- 身長:167cm
- 体重:54kg
- 出身大学:拓殖大学
- 自己ベスト:2時間7分48秒(日本歴代11位)
マラソンデビューは2007年。
2010年には、それまで所属していた「JR東日本」を退社し、プロ転向しました。
プロ転向後はミキハウスを始めとした大企業をスポンサーとしていましたが、2017年以降はフリーに。
しかし、後述しますが2018年に新たな企業とスポンサー契約をしたり、2019年度は「スズキ浜松アスリートクラブ」のコーチに就任するなど活躍されています。
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSについて
Twitter、Instagram、Facebookに加え、ブログも運営されています。
バネは死してももクッションは死なず。VF4%の寿命は2000kmの新説。 pic.twitter.com/Yo3tZYeCfa
— 藤原 新 (@arata_run) February 12, 2018
話題になったマラソンシューズ、「ヴェイパーフライ4%」のツイートですね。
ブログ「藤原新の徒然なるマラソン日記」
藤原新選手の現在
ロンドン五輪以降は怪我でなかなか思うような走りが出来なかったと語る新選手。
しかし、現在も「富士見高原」にある別荘で日々練習を積んだり、
定期的にケニアに合宿に行くなど、厳しい練習を積んでいます。
スポンサーについて
プロ転向後は数々の大企業とスポンサー契約を結んでいた藤原選手ですが、2017年以降はフリーとなっていました。
しかし、2018年に「アキレス株式会社」と契約を結んでいます!
詳しくはコチラ↓
藤原新選手が「MEDIFOAM」のレースシューズの開発に加わる意味 https://t.co/LUumB4tESI pic.twitter.com/PvkEr3Ltoi
— RUNNING STREET 365 (@runst365) September 9, 2018
参考 スポーツ・ランニング障害の軽減に配慮した新素材搭載シューズ「MEDIFOAM」<br /> プロランナーの先駆け 藤原 新(ふじわら あらた)選手と開発アドバイザリー契約締結アキレス株式会社
まぁ要約すると、
といったところです。
そして、藤原選手が開発に携わっている「メディフォーム」のシューズはこちらです。
「富山マラソン2018」でゲストランナーだったときは、このレインボーなシューズを使用されていました。
藤原新選手は非常に頭が良く、独特な言い回しでマラソンを表現する面白い選手と言われています。
そして、様々な方がそれについて言及しているんですよね。
以下で少しだけ紹介してみます。
プロランナーの八木勇樹選手
ブログ更新しました🏃♂️💨
今回は藤原新特集✨https://t.co/cT6gUsFwyS
— 八木勇樹 Yuki Yagi (@YAGI__YUKI) February 22, 2018
日本経済新聞のライター、吉田誠一さん
参考 藤原新選手から学んだ「マラソンを楽に走る方法」日本経済新聞
ユニークさが出ている動画
これだけの表現力なら、シューズメーカーとしては藤原選手を重宝するでしょう。
ちなみに:低酸素テントシステムも監修
藤原新さんは標高の高いケニアへ頻繁にトレーニングに行くようですが、そういった知見から「低酸素テントシステム」の開発にも携わっているそうです。
「低酸素テント」とは、ベッドの周りにテントを張り、その中に低酸素空間を作り出す装置のことです。
マラソン日本記録保持者の大迫傑選手をはじめとしたトップアスリートが使用しています。
RunTech(ランテック)という会社の低酸素テントだそうですが、正直アマチュアランナーにはあまり馴染みがありませんね….笑
今後のレース予定について
2018年のレース予定は以下のとおりです。
- 9月16日 ベルリンマラソン(初出場)
- 10月28日 富山マラソン(4回目)
- 12月2日 福岡国際マラソン(5年ぶり4回目)
世界屈指の高速レースであるベルリンマラソンに加え、
2013年に途中棄権してしまった福岡国際マラソンに、実に5年ぶりの出場です。
いとう
これには注目です!
ベルリンマラソン2018は、惜しくも棄権でした。
富山マラソン2018は、ゲストランナーとして大会を盛り上げていました!
藤原新さんが「スズキ浜松AC」のヘッドコーチ就任
藤原新さんは2019年4月より、「スズキ浜松アスリートクラブ」のヘッドコーチに就任されるそうです。
本日スズキアスリートクラブ長距離男子チームのヘッドコーチに就任いたしました。
— 藤原 新 (@arata_run) April 1, 2019
ただし「プレイングコーチ」という、いわゆる「選手兼コーチ」というスタイルで現役を続ける、とのことです。
当面はプレイングコーチという形で、指導優先にはなりますが現役は続けていきます。
— 藤原 新 (@arata_run) April 1, 2019
今後は、マラソン大会のゲストランナーやMEDIFORMの開発アドバイザー、コーチ、そして駅伝やマラソンの解説など、様々な分野でのさらなる活躍が期待されています。
藤原新選手の使用ネックレスは「SEV」
藤原新選手はオリンピックをはじめ、数々のレースで「SEV メタルレール」というネックレスを着用しています。
「物質やカラダが持っている本来の力を引き出す」をコンセプトに作られているようで、日本はもとよりアメリカやヨーロッパでも「物質活性化方法および装置」として特許を取得しているのだとか。
この類のネックレスは正直「ホントかよ」って感じですが、日本のスポーツメーカーが世界中で特許を取得し、プロスポーツ選手も愛用しているという事実があるため、ある程度信頼はできるのではないかと思います。
藤原新選手の使用シューズ
学生時代はNIKE、そして実業団時代~東京マラソン2017あたりまではasicsだったようですが、北海道マラソン2017前のトレーニングあたりからまたNIKEをメインに使用されていますね。
で、現在藤原選手が開発に携わっている「メディフォーム」のシューズはごく最近のトレーニングで使用されているようです。
レースでの「メディフォーム」シューズの使用はまだ確認できておりません。
というのも「メディフォーム」のレース用シューズは発売が発表されたばかりだからです。
今後のレースで使用していくのかもしれません。
まとめ
藤原新選手の特集でした。
今後はシューズメーカーのアドバイザーやコーチ就任をしつつ、自身も選手として活動されていくとのことで、多方面でのさらなるご活躍が期待されます。
いとう
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