いとう
今回は、実際に同期の多くの学生のスライドを見る中でわかった、人を引き込む魅力的なスライドを作成する上で抑えておきたいポイントをご紹介します。
今回は応用編ですので、前回の基本編の記事をご覧になっていない方は、こちらもあわせて読んでみてください。
さて、今回の応用編の概要はざっと以下の4点です。
- Funnyではなく、「Interesting」な内容
- ストーリー性(話に合わせたアニメーション等)
- 過去の事例も取り上げる
- 形式に縛られすぎなくてもOK
では、1つずつ解説していきます(^o^)/
スライド作りのコツ:応用編
➀Funnyではなく、「Interesting」な内容を!
いきなり英単語の解説みたいになって申し訳ないのですが、FunnyもInterestingも、「面白い」という意味を含んでいます。
しかし、両者のニュアンスはかなり違うのです。
つまりFunnyは、「漫才を見て面白い」というような感覚です。
対してInterestingは、「この先生の授業は興味が湧いて面白いよね」みたいな感覚です。
スライド作りやプレゼンにおいてはFunny的な面白さより、このInteresting的な感覚(どれだけ相手が興味を持ってくれるか)を基準にしましょう。
②ストーリー性(話に合わせたアニメーションなど)
いとう
退屈になると当然内容も頭に入ってこない。これでは相手に自分のプレゼンが伝わりません。
そこでプレゼンに合わせてスライドにアニメーションを付けたりすると、相手は視覚に目新しさを感じるため飽きないのです。
ただ一点だけ注意したいのが、アニメーションを多用しまくると何だか落ち着かず、相手に意図が伝わりづらくなる可能性があるという事です。
よって、スライド内容にもよりますが、スライド1枚につきアニメーション1~2回がベストかと思います。
③過去の事例も合わせて取り上げる
プレゼン内容にもよるのですが、「過去にどんな取り組みや行動があって、どんな結果になったか」というストーリーは取り入れたほうが良いです。
- プレゼンの信憑性が高まる
- 「過去にも同じようなことをしてるんじゃない?」という、よくありがちな疑問を解消できる。
こういったメリットがあるため、過去の事例をリサーチして、現在の事例に結びつけておくことは重要といえます。
④形式に縛られすぎなくてOK(脱一方通行)
ここでのポイントは「聞き手に脳みそを使ってもらう」という事ですね。
- プレゼン途中で、聞き手参加型のクイズをやって注意を引きつける
- 「~ですよね?」などと投げかけることで、相手も一緒に考えてもらう
などです。いずれも「ちょっと一緒に考えてみて!」な参加型のスタイルですよね。
もちろん、形式に沿っていることが求められるフォーマルな場では、その指示通りにプレゼンをしなくてはなりません。
が、大学の授業や社内レベルのプレゼンでは、ガチガチに形式を意識すると返って意図が伝えにくく、逆効果になる場合があります。
最初から「形式通りに作ろう」と意識してしまっては、差し障りのないプレゼンになってしまい、相手の印象にも残りづらいからです。
そんな理由で、「形式にとらわれ過ぎずにいこう」という事を主張しています。
最後に
ここまで応用編として4つのポイントを挙げました。
基本編と合わせてこれを実際に試してみると、高いクオリティのスライドができるのではないかと思います。
特に大学生が行うプレゼンでは、充分な評価を得られるかと思います。
僕は学生のため、会社内でのプレゼン等の経験はありませんが、ビジネスシーンでも応用できるポイントもあるかと思いますので、もし参考になったら嬉しく思います。
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