いとう
文系の大学生だと、公務員を志望する方が多いと思います。
僕もその例に漏れず公務員志望でした。(地方公務員)
いやむしろ、公務員になるために大学進学したようなものでした。
僕の大学は、昔から
「地方公務員になるならココ!!」
というような大学なので、公務員試験対策などへの士気や熱量も高いのです。
そんな僕がなぜ、公務員を目指さなくなったのか。
今回はその理由についてお話します。(※ここで言う「公務員」とは地方公務員を指しますので、ご承知おきください。)
いとう
公務員を目指さなくなった理由
①将来への不安
いやいや、公務員は収入が安定しているし、定年まで働けるし、鬼のような残業が無いんでしょ?
なんで不安なの??
確かにこれらは、公務員の最大のメリットでしょう。
しかし、僕にはとある不安がありました。
いとう
と。
とある本を購読したのがきっかけでこう考えるようになりました。
それが「10年後の仕事図鑑」。著者は、かの有名な堀江貴文さん、落合陽一さんです。
もちろん、
という目標があるのなら素晴らしいのですが、
いとう
と思い始めたのです。
それなら、自分のやりたいことや好きなことで専門性・技術を身につけて仕事をしていった方が楽しいのかな、と考えるようになりました。
②公務員試験対策、ほんとうに大学でやるべき?
公務員試験対策の教材とかを見ると分かるのですが、
何だか中学や高校と同じ事をやっている気がして…。(内容も)
いとう
と思ってしまったんですよね…。
せっかく高等教育機関に身を置いているのなら、もっと大学らしい研究とか学問をしたほうが有意義だよね、と思ったのです。
③副業をやってみたかったから
公務員は基本的に副業禁止です。
投資や執筆など、一部許可されている部分もどうやらあるようですが、とはいえ制限は多いです。
現在では世の中の流れが指数関数的に加速しているため、1つの職種だけではなくて色々手を出してみるのがいいのかなと思っており、そうなると副業禁止はツライ。
したがって、副業に興味がある場合はちょっとオススメできないですね。
公務員が安定するシステムは
公務員=安定、といったイメージで語られることが多いですが、公務員の給料が安定する理由とは何でしょうか。
それは「終身雇用」と「年功序列」の制度の存在です。
この制度の下だと、若い時は低い報酬でガマン、そして勤務を続けることで取り返していくのです。
ですがこの世の中で、この先40年も終身雇用や年功序列が維持される保証があるとは限りません。
まぁ年功序列ではなく成果主義であっても、若くて実績のない僕らは低い報酬でガマンすることになる可能性が高いとは思いますが…。
こういったシステムを考えると、ただただ安定狙いだけで公務員を受けるのは、ちょっと軽率だと言わざるを得ないかもしれません。
就活を控えた僕が考えること
今後、どういった業種を選ぶべきか個人的に考えてみました。
もはや、何が安定しているのかわからなくなってきたので…。
目まぐるしく変化する社会情勢。
そんな中で安定して生活していくには、
のではなく、
これがベストかなぁ、と考えています。たとえ文系でも、です。
自分の活躍の場を広げられますし、副業にも活かせますしね!
好き・トクイを活かしていったほうが良い
「好きな事で生きていく!」
こんなフレーズを聞いた事ある方もいるかもしれません。
これはちょっと大袈裟なコピーかもしれませんが、好き・トクイを活かして、ポジティブな動機で生きるって大事ですよね。
もちろん公務員の仕事が好きでやりたいという方は公務員向きなのでしょうが、お金や安定だけを見ている人はもう少し自己分析した方がいいのかもしれません。
本業と副業の相乗効果とリスクヘッジ
先ほど、副業解禁の流れがある事をお伝えしました。
副業をする事によって、
- 副業の知識を本業に活かせる。
- 本業の知識も副業に活かせる。
こういった、相乗効果が生まれるメリットがあるのかなぁと思っています。
さらに、
本業・副業のどちらかが上手くいかなくなったとしても、収入が途切れない
という、リスクを分散できるメリットもあるのではないでしょうか。
リスクを分散する事は、先行きが全く想像できない今の状況では必要だと考えています。
最後に
上記までの内容で公務員のネガキャンをしてしまったかもしれないので補足すると、
「行政のプロになって市民・県民に寄り添う!」
という働き方は、間違いなくやりがいのあるものだと思います。
- 公務員の仕事内容そのものに興味・熱意がある方はぜひ、公務員を目指して下さい!
- でも僕みたいに安定だけを求めているなら、他の働き方もちょっと考えてみるといいかもよ!
こんな感じです。
就活の本質って、今まで全く知らなかった業種や企業を知る事だと思うので、ぜひこの機会に視野を広く持って情報収集してほしいと思います。
今後就活する僕たちの世代は不安要素が多いかもしれませんが、それでも自分が納得できる生き方ができるといいですよね…!
いとう
記事は以上です
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