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【新卒】大学4年生の12月以降に就活は遅い?間に合う?2月から就活した男が語る

【新卒】大学4年生の12月以降に就活は遅い?間に合う?2月から就活した男が語る

こんにちは、いとうです。
今回は「大学4年生が12月以降に就活を開始して、内定をGetできるのか?」という内容です。

先に結論から申し上げますと「できます」。
筆者も大学4年生の2月から就活を始めて、2週間で超絶ホワイトIT中小企業から内定をいただくことができました。

いとう

卒論発表の準備をしながら就活をしていたのは、いい思い出です

 

ですので、12月以降で”無い内定”の大学生や、就活もまだ開始していない大学4年生も決して諦めず、頑張ってほしいと思います。

  • 12月過ぎだけど無い内定でつらい…
  • 何も行動に移せないまま、ココまで来てしまった…
  • 進路を悩みまくった結果、就活時期が遅くなってしまった…

といった大学生にはぜひチェックしていってほしいと思います。

特に「進路を悩みまくった結果、就活時期が遅くなってしまった」パターンの人は非常にポテンシャルが高いと思います。
少なくとも、テキトーに就活して6月くらいで何も考えずに内定をゲットする楽観的な大学生より、何倍も素晴らしいです。

筆者も進路を悩みまくったパターンでしたが、しっかり面接や履歴書などでその旨を伝えることができれば決してマイナスにはなりませんので安心してください。

 

前置きが長くなりましたが、本編に参りましょう。

大学4年生が就活時期を逃してしまう理由とは

就活が遅れる理由

一般的には大学3年生の3月くらいから、就職活動を具体的に行っていくかと思います。

例えば、

  • 説明会の参加
  • 面接対策
  • エントリーシート、履歴書の書き方を勉強する
  • 受けたい企業を具体的にリスト化する

といった事を始めていくのが、遅くとも大学3年生の3月でしょう。

 

ですが、何らかの理由でこういった行動をするのが遅くなってしまう人もいると思います。
例えば、

  • やりたい事がまったく分からない
  • フリーランスで独立を考えたが、失敗した
  • 体調を崩した
  • 業界は絞れたが、今のまま面接にチャレンジは無理ゲーなので、勉強する時間が欲しい

などですね。

しかし何度も言いますが、仮にこういった事情があったとしても「面接でしっかりと理由を伝えればOK」ですので、あまり悲観的になりすぎる必要はありません。

エントリー時期を逃すと就活は難しい?
→「通年採用」の企業を狙いましょう

通年採用の企業を選ぶ

ご存じの通り、現在は「新卒一括採用」がスタンダードです。
そのため、エントリー時期を逃してしまうとチャレンジができない企業も存在するのは事実です。

ただ、ここで絶望したり、諦めたりする必要は決してありません。

 

新卒就活には、大きく一括採用と通年採用の2パターンがあります。

  1. 一括採用→大企業に多いです。世間の「就職活動」に対するイメージどおり。大きな企業が大量の応募者を効率良くさばくために作られたシステムで、募集時期があらかじめ設定されています。
  2. 通年採用→中小企業に多いかと思います。「一括採用」のように厳密な応募時期などがなく、年間を通してエントリーする事が可能です。

ここまでで察した方も多いと思いますが、12月以降で内定が無い大学4年生の狙い目は、やはり後者の「通年採用」の企業です。

 

で、こちら「通年採用」の何が良いかというと

ポイント

  • エントリーシートを書かなくて済む場合が多い
  • 好きな時にエントリーができる
  • 採用フローが短い場合が多い

といった点です。(必ずしも全ての企業がそうとは限りませんが)

筆者の場合、エントリーシートも無ければwebテスト(SPIなど)や2次面接もなく、一次面接で社長と面接をして内定を頂きました。

ですので履歴書を郵送してから内定まで2週間も無かったと思います。(もちろんこれはかなり早い部類だと思いますが)

また、12月以降の就活になると、新年度に向けて人員確保を行いたい企業が多く出てきます。
(よく「転職するなら9~10月、もしくは2~3月がオススメ」と言われるのはこのためです)

ですので、12月以降の就活はむしろ狙い目になってくるとも言えます。

通年採用の企業の探し方

筆者の場合、あまり新卒者向けの情報サイトを使わず、Indeedをメインで使っていました(これが最適かは分かりませんが←)
まぁ就活を始めたのが大学4年生の2月だったため、リクナビ・マイナビなどを見ても来年度の採用情報ばかりで参考にならなかったというのが一番の理由でしたが。

 

Indeedの使い方としては、

  1. 地域や興味のある業種を絞り込む
  2. 募集企業のWEBサイトで詳細を確認
  3. 良さそうだったら企業サイトからエントリー

といった方法がオススメです。

注意点その1:エントリー前に準備すべきこと

エントリー後は、基本的に履歴書の提出などを求められます。
ですのでエントリー後になって、

  • 履歴書用の写真がない!
    (「証明写真機Ki-Re-i」などがオススメです。予算2,000円以内で現物の写真を撮影、WEB用にデータ化もでき、自分好みに撮影ができます)
  • 履歴書の書き方が分からない!
    マイナビさんのサイトが参考になります)
  • web履歴書の作り方や送り方が分からない!
    就活の未来さんのサイトが参考になります)

といったように慌ててしまわないように、事前に準備は必要です。

 

エントリー前チェックリスト

  • ビジネスメールの対応方法は分かりますか?
  • 履歴書の準備の方法は分かりますか?
  • 履歴書はWEB、郵送どちらでも対応できますか?
  • その企業についてしっかり確認しましたか?
  • 面接対策はokですか?
  • スーツは用意できていますか?
  • 面接時の持ち物はチェックしていますか?
  • SPIなどのWEBテスト対策は、一通りやりましたか?(時間が無ければザックリでもOK)

注意点その2:大学4年の12月以降だと、大手企業狙いはやや厳しい

大学4年生の12月以降で通年採用の企業に絞って就活する場合、やはり「名だたる大企業にチャレンジする事は難しい」という事です。

先ほどもお伝えしましたが、応募者が殺到するような人気企業は新卒採用の時期が厳密に決まっており、12月以降だとほとんど求人が無いためです。

 

とはいえ、企業によっては既卒でも応募可能な場合もあるため、どうしても大企業が諦められない場合は既卒で来年度の募集時期を狙うのもアリっちゃアリです。(身近な人と良く相談してくださいね)



面接対策の方法について

面接対策の方法

最低限行ってほしい面接対策は、面接のノウハウ本を一通り読んでイメージを持てるようにしておく事です。

ノウハウ本を1、2冊買って、脳内で何度もイメトレしたり、あらかじめ回答を用意したりすれば、じゅうぶん対応ができるようになります。

 

筆者は下記2冊で対策しました。面接時のテンプレートとも言える質問が網羅されており、イメージが湧きやすいため非常に有効な対策になりました。
また面接時のマナーや持ち物に関してもこれらの本でチェックできるため、オススメです。

大学4年生の12月まで就活していなかった理由の伝え方

大学4年生の12月まで就活していなかった人は、面接で必ず「なんで今まで就活してこなかったの?」と聞かれます
これに対しては、しっかり答えを用意しておく必要があります。

とはいえ、就活してこなかった理由は人によって様々ありますよね。
例えば、

  • やりたい事が分からず、迷走していた
  • グータラしてたら、いつのまにか就活の時期が過ぎた
  • 単に就活のやる気が無かった
  • 体調や気分ががすぐれず、就活が出来なかった

といった理由があるかと思います。

もし就活が遅れた理由がネガティブなものだった場合は、出来るだけポジティブな言葉に変換して伝えるようにしましょう。
これはマストです。筆者と約束です←

 

以下は参考までに、筆者がどう伝えたかの例です。
(超ザックリですがあしからず)

ポジティブな伝え方の例

「私は大学3年生の3月まで公務員志望だったのですが、そこからITの必要性や将来性に気づいたため、方向転換してIT企業を志望するようになりました。

ところが、それまで公務員しか考えていなかったため、ITに関するスキルが全くありませんでした。
このままでは就活しても勝ち目がないと感じたので、勉強期間を設け、学習や実践を続けてきました。

結果的に就活がこの時期(12月以降)になりましたが、~~という資格を取得する事ができました。この経験を御社でも生かしていきたいです」

こんな感じです。
これならネガティブな要素はほぼありませんし、むしろ将来についてしっかり考えて勉強しているんだな、という印象を与える事だってできます。

 

繰り返しますが、就活が遅れた理由は、出来るだけポジティブな言葉に変換して伝えるようにするという事だけは必ず意識しておいてください。

就職浪人?既卒就活?いろんな選択肢があるけど…

就職浪人か既卒就活か

大学4年生の12月以降で就活していると、「就職浪人」「既卒就活」といった選択肢も現実的に考え始める人がいると思います。
それぞれ説明しますと、

  • 就職浪人→「新卒」という肩書で就活をやり直す事。あえて単位を落とす等で留年し、あくまで新卒の立場として就活をする事
  • 既卒就活→大学を卒業したあとに就活をすること(既卒とは→「高校・大学・専門学校・短大などを卒業し、正規職員としての職歴が無い求職者」)

といったものです。

 

いとう

じゃあ、就職浪人既卒就活はどちらがイイの?

という疑問があるかと思いますが、結論「どちらも大差ない。ただ、”就職浪人”の方が新卒カードを使えるため、理由をちゃんと伝えられるのであれば”就職浪人”の方が有利ではないか」と思います。
(これについては、筆者が大学の就職支援課や就職エージェントに問い合わせたり、様々なサイトでの意見などを参考にする中で総合的に出した結論ですが、必ずご自身でも確認したり、身近な人にご相談して下さい

 

ただ「就職浪人か既卒就活、どちらがイイか」は、結局はエントリーする企業の評価軸によるとしか言えませんので、あまり悩む事に意味はありません。
気になってしまうのは分かるのですが、何の生産性もありません。

今やるべきは、しっかりとやりたい事を明確化し、企業探しをしたり面接対策をする事に尽きます。
何度もお伝えしていますが、しっかり対策さえ行えば12月以降の就活でも大丈夫です。あとは行動のみです。

\最後に/
大学4年生の12月以降の就活でも、しっかり準備すれば大丈夫

という事で今回は、「大学4年生が12月以降に就活を開始しても、内定をGetできるから諦めないで」という内容でした。

 

現在の日本では「新卒就活と言えば一括採用」という風潮です。最近はだいぶ緩和の流れが広まってきているっぽいですが、やはりまだまだ主流と言えます。

受けたい企業の採用サイトを見て「~~年度の募集は締め切りました」という文字を目にするのは、何とも寂しいものです。
ちょっと時期がズレただけなのにね。

筆者も12月以降に就活してた時は日々、自分の人生が終わっていくような感覚で脚が震えるような思いをしてきました。

 

ただ、就活時期が遅れてしまったとしても、業種選びと自己分析をしっかり行えば絶対に良い就職先が見つかると思います。
皆さんのように誠実な若手人材を欲しがっている企業は、大量に存在しているからです。

あとは皆さんの行動だけで、内定を得ることが出来るのです。
ご健闘をお祈りしています。

 

それでは今回は以上です。ありがとうございました。

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