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赤面症の人に対して周囲はこういう視線を向けて欲しい【あがり/赤面症への理解】

いとう

こんにちは、赤面症のとまです

僕は小学校4年生くらいから赤面症でして、これまでに辛い経験をしたことが多少あります。

 

そこで今回は、赤面症の人に対する理解がもっと深まったらいいなぁと思い、この記事を書いています。

  • 家族に赤面症の人がいる
  • 友達や同僚がどうも赤面症っぽい
  • 身近にやたらと顔を赤くしやすく、うつむき加減な人がいる

こんな方にチェックしていただけると嬉しいです。

最初に:赤面症とは

赤面症は、一般的に対人恐怖症のひとつとされていまして、「赤面恐怖症」とも言われています。

要は「あがり症」でして、人前に立つと多くの方は多少なりともあがったり緊張するかと思いますが、そのあがり度合いが大きいことですね。

赤面症はどんな時に起きる?

緊張を感じたり、不安を感じたりすると起きると言われています。(僕もそうです)

気になる異性を目の前にしたり、道ばたで思いがけず知人に会った時など、とにかく「ドキドキする」場面で起こる場合がほとんどです。

赤面症の原因

詳しくは以下の記事でも述べていますが、一言で表すと「精神的ストレス」です。

 

人によって直接的な原因は違いますが、共通して言われているのはやはりストレスですね。

  • 過去の失敗やトラウマ、抑圧
  • 責任感を強く感じてしまい、精神的に追い込まれている

こういった例が多いです。

 

ここで参考までに僕の例を。

僕は小学校3年生くらいまではテキトーな人間でした。ところが、小学校4年生くらいから

いとう

完璧人間を演じなきゃいけない

みたいな強迫観念が生まれ、そこから赤面するようになっていきました。

まさに

本来の自分を押さえ込み、精神的に追い込まれた

という状態でした。

 

ちなみに「精神的に追い込まれた」と言うと、うつ病みたいな状態をイメージするかもしれませんが全然そんな事はなく、ただただ自覚症状がないまま赤面症になった、というのが僕の例です。


赤面症で辛いこと

思うようにコミュニケーションが取れない

どうしても赤面に意識がいってしまい、純粋に会話が楽しめないんですよね。

  • 気になるあの人ともっと会話したいのに…。
  • 面接でハキハキ受け答えしたいのに…。
  • 赤面する前に会話を切り上げようとしてしまい、なんだかそっけない態度になってしまう…。

赤面症の方なら、こういった経験があるかと思います。

 

人間関係において、というより人生において非常に損をしている気分に陥ってしまうのです。

自己肯定感が下がる

実は赤面症対策の観点から言うと「自己肯定感を下げる」というのは良くないのですが、それでも赤面した自分を情けなく思ってしまい、自分がイヤになる…と感じることが多々あるかと思います。

 

コミュニケーションを上手く取れない事に対するフラストレーションは、想像以上です。

ましてやその原因が赤面であれば、

いとう

赤面がなかったら、もっと喋れるのに…

 

といった自己嫌悪に陥りやすいんですよね。

赤面症の人にはこう接してほしい

上記の「赤面症で辛いことリスト」を見ていただいた上で、以下のように接してほしいなと思います。

「顔赤っ!」って言わないで

相手に悪気はなくて、客観的事実を述べているだけである事は理解していますが…。

正直、それは自分が一番理解していますし、なおかつ自分ではどうしようもできない事なので、それについて触れられると軽くトラウマになります。

いくら客観的な事実でも、ニキビが多い人や頭髪が薄い人に

  • 顔が汚いね
  • ハゲてるね

なんて言いませんよね。

赤面にツッコミたくなる気持ちもわかりますが、できれば身体的な多様性として認めてほしいなと願っています。

「らしさ」として受け入れてほしい

これは赤面症に限らず、どんな身体的特徴に対しても当てはまる事ですね。

赤面症の人に多く共通しているのが、

  • 完璧主義
  • 責任感が強い
  • シャイ

などです。

赤面したという表面的な事実ではなく、「そういった性格の人なのか」と理解していただけたらと思います。

赤面したら、話題と視線を逸らして欲しい

正直、ここまでの対応を回りの人に求めるのは傲慢すぎて、恐れ多いと感じていますが…(笑)

「やってくれたら嬉しい対応」としてご紹介しておきます。

 

赤面症の人は、注目される場面が非常にニガテです。

いとう

赤面している自分がみんなに見られたら情けないな…。

 

と、恐怖心を少なからず感じています。

そこで、

  • ちょっと赤面してるな
  • うつむき始めたな
  • 話づらそうだな

と感じたら、視線をどこか別の場所に移したりしてくれると安心できますね。

とはいえこんな高度な事は面倒だと思いますので、少なくとも「顔あっかwww」と指摘しないでもらえれば充分にありがたいです。

最後に:赤面症の対策について

以下の記事で、赤面症対策について書いています。赤面症を改善させたい方はぜひ参考にしてみてください。

さて、僕はこの記事で

いとう

赤面症だから配慮しろ!

みたいな主張をするつもりは一切ありません。

 

が、世の中には赤面する人がいて、それに悩んでる人も少なからずいるんだよ、という事がお伝えできたら嬉しく思います。

僕が言いたかったのは、

赤面症も人間の多様性の1つ

という事です。

  • コンプレックス
  • 他の人とは違う身体的特徴

これらは、人間ならば誰もが持っているものです。

ですので繰り返しになりますが、むやみに区別したり指摘したりせずに「赤面は1つの特徴であり個性」として、理解していただけると嬉しいなと感じています。

赤面症対策のための本

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