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人を引き込む!パワーポイントのスライドを作るコツ(基本編)【プレゼン攻略】

いとう

こんにちは、公立大学生の「とま」です

学生だと、授業やゼミでパワーポイントのスライドを作る場面が結構あったりします。

仕事でも、プレゼンのためにパワポのスライドを活用する場面が多いのではないでしょうか。

 

しかし、最初は何をどうすればいいのか分からず、なかなか上手くいかないでしょう。

そもそも「良いパワポ」ってなんだよ、って思いますよね。

 

そこで今回は、みなさんの作るパワポを2倍、3倍魅力的にする方法をご紹介したいと思います。

「基本編・応用編」に分けてご紹介していきます。まずは基本編から!

ここだけ抑えよう!パワポ基本編

基本編としては5つくらいご紹介します。

概要としては、

  1. 成果・目的を伝える
  2. 固有名詞の説明:相手にイメージさせよう
  3. 数字を出す
  4. 相手の視覚に訴える!
  5. 相手によってスライドを変える

です。

以下ではプレゼンの例として、「地域振興のために効果的な事業を提案する」を挙げて、解説しています。

最初に

  • ○○についてスライド作れって言われたけど、どうすれば皆にウケるかなぁ。
  • 「ヘンだ」って思われないかなぁ…。

大丈夫です。

例えば、パワポのお題が「地域振興のために効果的な事業を提案する」だとします。

  • 具体的に何をしようか
  • どこと連携しようか
  • 予算はどれくらいかな

こんな事をフワフワと考え始めるでしょう。

しかし、率直に言って「事業・連携先・予算」だけを伝えるだけでは面白くありません。

パワポを使って行うプレゼンは、相手が居てはじめて成立するので、相手を退屈させるのは避けたいですよね。

 

ので、例え「コレは面白いけど、今回のテーマとは少しズレるかもな…。」ってエピソードも、適度に入れることで相手を退屈させずに済みます。

いとう

ウチの地元はこんな場所で、ドラマのロケ地にもなったんですよ~hahaha

 

みたいな感じの、ラフなお話があると「掴み」としてはGOODです。

➀成果・目的を伝える

  • 自分がプレゼンしている事を実行すると、こんなメリットがあるよ。
  • こんな問題点があるので、これをやるよ。

などと、最初にプレゼンの目的となる事を伝えると、相手は話の大枠を理解してくれます。

相手が話の大枠を理解してくれると、「あ、だからこういう提案をしているんだな。」と、意図が伝わりやすくなるのです。

その結果として、「相手に伝わりやすいプレゼン」が実現します。

 

因みに、「”分かった”とは、一体どんな状態なのか」について、徹底的に解説した良書があるので、合わせてご紹介します。

②個有名詞の説明:相手にイメージさせよう

地域振興のために効果的な事業」として、地元の特産品の「みかん」を活用する提案をするとしましょう。

では、次の2つのうち、どちらがより相手の心に響くでしょうか。

私の地元はみかんで有名でして、売り上げは全国1位です。ここ10年間で生産量は3倍くらいになっており、海外への輸出もさかんに行われています。今後も生産量は増える見込みで、将来性を感じます。

 

私の地元のみかんは「○○みかん」というブランドで、皆さんも食べた事があるかもしれません。肉厚で大ぶりな「○○みかん」は濃い甘みが特徴でして、イタリアのシェフがスイーツの材料として、わざわざ取り寄せるほどです。

おそらく多くの人は後者を選ぶでしょう。

理由としては、「みかん・肉厚・大ぶり・濃い甘み・イタリア・スイーツ」など、相手の想像をかき立てるワードがちりばめられているからです。

 

一方で、前者の「生産量・将来性」の話もデータとしては有効です。

しかし前者のような話をするのであれば、後者のようなワードを使って相手を引きつけてから、の方が有効です。

③数字を出す

数字は言葉に説得力を持たせてくれます。

「みかんの売り上げは増えています。」を、「みかんの売り上げは、この3年間で5倍になっています。」とした方が、客観的に見て分かりやすいのは言うまでもありません。

具体的には、

  • パーセンテージ
  • ランキング~位

などですね。

ただ、あまりにも数字を出しすぎると混乱を招く恐れがありますので、「ここぞ!」と主張したいときに使うといいかと思います。

④相手の視覚に訴える!

ここでのポイントは、

  • 画像・グラフの挿入
  • 字の色・太さ・大きさを変える
  • 会話に合わせたアニメーション

です。

講演家ではない僕らは、白黒の1枚スライドをただ読み上げるだけでは、相手の心を動かせないでしょう。

そこで、イメージやグラフによって、聴覚だけではなく視覚にも訴えかけるのです。

しかし、これも多様は厳禁。「なんだかせわしないし、落ち着きが無いなぁ」という印象を与えてしまうかもしれません。

本の挿し絵のイメージで、適度に使っていきましょう。

⑤相手によってスライドを変える

相手の年代や属性などによって、スライドの見せ方を変えましょう、という事です。

 

例えばプレゼン相手が小学生であれば、カラフルでイラストが多くて、アニメーションが多様されているものが好まれるでしょう。

しかし、60代、70代の方に同じようなスライドを見せてしまうと、

  • 目がチカチカするな
  • 騒がしいだけで、内容が入ってこないな

などど思われるかもしれません。

そういった方には、ある程度デザイン性を捨てて文字を太くして見やすくしたり、色を多用しないなどの工夫が必要になってくるでしょう。


パワポテク 応用編について

ここまでは5つくらいのポイントに分けて、基本編をお伝えしました。

次の記事として応用編もあるので、そちらもチェックしてみてください。

さて、基本編の概要としては、

  1. 成果・目的を伝える
  2. 固有名詞の説明:相手にイメージさせよう
  3. 数字を出す
  4. 相手の視覚に訴える!
  5. 相手によってスライドを変える

でした。

みなさんのスライドにこの5つをプラスアルファすれば、内容としてさらに充実してくると思います。

僕もスライド作りは大嫌いでしたが(笑)、これらを意識することで最低限のクオリティを保つことができました。

スライド作りに自信がない方は、今回紹介したポイントをまず試してみてください。

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