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メンタルブロックを刷り込んでくる親からは完全に離れるべき理由

メンタルブロックを刷り込んでくる親からは完全に離れるべき理由

”メンタルブロック”とはつまり、「悪い自己イメージ」のことです。

  • 自分には出来ない
  • 難しそうだし、僕には不可能だ

などと思い込んでしまう心理状態のことですね。

”メンタルブロック”が生成されてしまう原因は様々ですが、幼少期から親やコーチなど目上の人から「お前には出来ない」と刷り込まれてきた人が、この”メンタルブロック”の問題を抱えることが多いようです。

 

かく言う筆者もメンタルブロックに悩んだ一人でして、その結果、親と完全に距離を置く決意をしました。

”メンタルブロック”があると何故ダメなのか?

自己イメージと”認知的不協和”

認知的不協和”とは心理学用語です。ザックリ言うと「自己イメージと現実が違うことで、不快感を覚える」といった感覚です。

 

たとえば僕は、自分のことを”陰キャ”だと思っています。従って、自己イメージは”陰キャ”です。

そんな陰キャな僕が、イケイケの陽キャ集団と一緒に遊ぶとします。

でも周りの陽キャは自分と違ってイケメンだし、何となく自分だけ浮いてる…。このように居心地の悪さを感じるのは、想像に難くありません。

僕なんてイケてないのに。イケてないのに….イケてない…。マジでイケてない…。

こんな風に思い続けると、無意識に”イケてる”行動を取らなくなり、結果として本当にイケてない男になってしまいます。

このように人間は、自己イメージと現実が異なる場合、自己イメージ通りに行動してしまうようになるのです。

 

つまり、悪い自己イメージを持ってしまうと本当に悪い方向へ、逆に良い自己イメージなら良い方向へ向かっていくのです。根性論とかではなく、事実です。

ちなみに、これは「恒常性」なんて呼ばれたりもするようですね。

メンタルブロックによる悪影響

つまり上記の話を踏まえると、いかにして「良い自己イメージ」を保つかが大切なのです。

ところが、この「自己イメージ」を悪い方向にしてしまうのが、「メンタルブロック」の怖さなのです。

 

先述した通り、「自己イメージ」が悪いと、実際にそのイメージ通りに行動してしまうため、本当に悪い方向に進んでしまいます。

メンタルブロックとは、想像以上にヤバいシロモノなのです。

地に足を付けることも大事だけど…。

とはいえ、いくら「自己イメージが大事だ!」といっても、限度はあります。

たとえば野球未経験の20代男が「今からメジャーリーガーになる!」と宣言しても、物理的に不可能な部分があります。

メジャーリーガーになるには、才能や経験、体格などの向き不向きがあります。一般人がそこを目指すのはそもそも「無理」というより、上策ではありません。

 

したがってこの20代男は、メジャーリーガーを目指すより、もっと自分の才能を活かせる別の道を進んだほうが良いのは言うまでもありません。

ただ、問題なのは何度も言っているように、実現可能性がそこまで低くない目標に対して、「無理だ」と言ってしまう点です。何も生産性がありませんし、トクになる事はありませんよね。


メンタルブロックを刷り込んでくる親の特徴

辛辣で申し訳ありませんが、事実として書きます。

なにかと管理したがる

  • うちは○○家系だから…。
  • これは難しくて無理だから、こっちをやろう。

”難しい”は主観的な感覚に過ぎませんが、それがあたかも一般論のように発言する親には注意です。

また、「○○家系」とはあくまで家族全体の傾向のことであり、本人とは無関係ですよね。

 

つまり、ある一定の基準に当てはめているだけの親のことであり、その基準こそがメンタルブロックなのです。

あまり勉強熱心ではない

本を読んだりして新しい価値観に触れる事をしない親や、多様な考え方を知らない親は、ある一定の基準のみに当てはめて脊髄反射で「無理だ」と言ってしまう。その結果、子どもにメンタルブロックが出来てしまう。

たいして考えもせず、イメージだけで「無理だ」と言ってしまうのは、思考停止(思考放棄)以外の何物でもありません。

 

筆者の意見で恐縮ですが、分かりやすいようにひとつ例を挙げます。

例えば子どもが突然「東大に行きたいから塾に行きたい!」と言ったとします。

これに対し、メンタルブロックを刷り込んでくる親は、

  • 無理に決まってんだろ!
  • 東大は幼少期からエリートの都会っ子しか入れないんだよ
  • そもそも東京の家賃なんて払えんぞ

と言うでしょう。

しかし、勉強熱心な親は、

  • なぜ東大に行きたいと思ったのか
  • 東大に行って何を勉強したいのか
  • なぜその勉強が必要だと思ったのか
  • じゃあ東大に行くには何が必要か、一緒に考えてみよう

ここまで聞いてくるでしょう。
(まぁこの例の場合は金銭面のデリケートな問題も絡んでるので、ちょっと一概には言いにくいかもしれませんが)

 

その点、この記事を読んで下さっている親御さんは(もしいらっしゃったなら)安心ですね。メンタルブロックの危険性を知り、その上改善するために勉強しようとしている。素晴らしいです。(ナゾの”超上から目線”で本当にごめんなさい…。)




メンタルブロックを刷り込む親に嫌気がさしたら、すぐ距離を置こう

若い世代の親御さんは40代・50代が多いと思いますが、40~50歳くらいになると「いままでの価値観を変える」というのが困難だと聞いたことがあります。

つまり親を変えることはほぼ不可能なので、現状を改善したいのなら若い世代が行動するしかありません。

 

また若手世代も若手世代で、何でもかんでも「親のメンタルブロックのせいだ!」と、親のせいにしてしまうのではなく、以下のような行動を起こし、自分からメンタルブロックを外していく事が大切です。

最後に:メンタルブロックの外し方

先述したように、メンタルブロックが外れた状態とはつまり、「良い自己イメージを保っている状態」のことです。

メンタルブロックの外し方

  • 読書で多様な価値観に触れる
  • 運動(有酸素運動や筋トレ)
  • 周囲のノイズには耳栓

特に運動は「テストステロン」という男性ホルモンの分泌量を増加させるため非常に有効です。「テストステロン」は気持ちを高め、チャレンジ精神を刺激してくれます。

実際、有能な人ほど運動を習慣にしている事が多いようですしね。

 

つまりメンタルブロックを壊すには、読書で多様な価値観に触れつつ、運動で気持ちを高め、周囲のノイズには耳栓。

ちょっと意識高すぎな感じもしますが、これだけやればすぐにメンタルブロックを破壊できると思います。

 

これらの方法を実践し、「良い自己イメージ」を常に保っていられるようにしていけると良いですね。

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