今回は、「免許証に記載された住所以外の都道府県で免許の更新手続きをする方法」についてです。
(一人暮らししている大学生などは、実家に帰らずに下宿先で免許更新が可能ですよ、というお話です。)
- 住民票のある県で運転免許を取得したけど、免許の更新は他県でやりたい
- 免許証に記載されているのが実家の住所だけど、実家に帰らずに下宿先で初回更新を受けたい
- 実家に住んでいたときに免許を取得したけど、現在は住民票を移動させずに他県に住んでいるので、現在住んでいる場所で免許更新がしたい
こんな方向けです。
ちなみに僕は一人暮らしの大学生ですが、住民票は実家から移しておらず、運転免許は実家に帰省した時に取得しました。
そのため免許証に書かれている住所は実家の住所なのですが、免許の更新は下宿先の県で済ませることができました。
同じような境遇の方がいれば参考にしていただけたら、と思います。
最初に:手順の確認
- 住所変更
- 免許更新
この順番で手続きをする必要があります。
免許更新はともかく「住所変更」と聞くと手続きがめんどくさそうに感じるかもしれません。
しかし実際は免許証上の住所の記載内容を変更するだけなので、全然手間は掛かりません。
➀まず、住所変更に必要なものを揃えよう
他県で免許更新をするには、まず免許証の住所を変更しなければなりません。
ここで注意ですが、自分の本当の住所(住民票)を移す必要はありません。
住民票の住所と免許証に記載された住所は別モノでして、必ずしも一致していなくても大丈夫なのです。
それと、住所変更と免許更新は「運転免許センター」で同時に手続きが可能です。
住所変更の手続きをしてもらったあとに、免許更新をしましょう。
前置きが長くなりましたが、以下が必要なものです。
住所変更に必要なもの
- 現住所を証明できるもの(ガス・水道などの公共料金表や、現住所が書かれた保険証など)
- 免許証
- 認め印(必要に応じて)
- 申請用写真(3cm × 2.4cm。これも必要に応じて)
以上です。
現住所を証明するものとして、自分名義の電気・ガス・水道の料金表などを用意しましょう。
また、3と4のように、都道府県によっては「認め印・証明写真」などが必要な例もあるようです。
(僕は不要だったけど)
それらが必要かどうかは、最寄りの「運転免許センター」に電話等で確認を取っておくといいかと思います。
住所変更の手続きは無料です
住所変更は無料です。
掛かる時間も、混雑していなければ15分か20分くらいですので、あっさり終わってしまいます。
住所変更の手続きができる場所
免許証に記載された住所を変更するには、
- 各自治体の運転免許センター
- 警察署(運転免許課)
上記の施設で手続きが可能です。
運転免許センターなら住所変更をしたあとすぐに免許更新もできるため、オススメです。
住所変更手続きの受け付け時間
各自治体によって多少違いはあるかもしれませんが、だいたい
が一般的です。
書類の記入を含め、おそらく15分くらいですべて完了するかと。
なお、
いとう
という方は、免許更新の受け付け時間に間に合うように、余裕をもって住所変更を済ませておきましょう。
さて、ここまでで住所変更は完了できるので、次に「免許更新」について解説します。
免許更新に必要な持ち物
- 更新連絡書(今お持ちの免許証に書かれた住所に届きます)
- 運転免許証
- 3,850円(初回更新の金額です。更新手数料2,500円+講習料1,350円)
- 筆記用具(忘れても貸してくれます)
(※料金は、おつりが出てもOKです)
これら4点を、先述の「住所変更に必要なものリスト」と一緒に持っていきましょう。
免許証の更新ができる場所
「各地域の運転免許センター」です。
最寄りのところで受けていただければと思います。
免許更新も住所変更も、予約は不要です
美容院のような、事前の予約は必要ありません。
時間通りに免許センターに行き、係の人に受け付けしてもらえればそれでOKです。
なお、日曜日に各手続きを希望する場合に限って電話での事前予約が必要です。
初回免許更新の講習内容
各都道府県で多少の違いはあるかと思いますが、基本的に
- 視力検査
- DVD・配布資料を用いた2時間くらいの講習(授業みたいな感じ)
です。
試験をするとか、そういった心配は全くありませんので安心してください。
おさらい:住所変更・免許更新の当日の流れ
ここまでの内容を知っていただけたら準備OKです。
あとは、以下で持ち物をもう一度チェックしておきましょう。
- 運転免許証
- 更新連絡書(今お持ちの免許証に書かれた住所に届きます)
- 3,850円(※初回更新の金額です。更新手数料2,500円+講習料1,350円)
- 筆記用具(忘れても貸してくれます)
- 現住所を証明できるもの(ガス・水道などの公共料金表や、現住所が書かれた保険証など)
- 認め印(必要に応じて)
- 申請用写真(3cm × 2.4cm。これも必要に応じて)
最後におさらいとして、当日の流れをザックリ説明します。
当日やることは、
- 住所変更の手続き
- 免許更新の手続きと講習
この2点だけです。
➀まず住所変更の手続きをしよう
まず、運転免許センターで住所変更の手続きをします。
ここで必要なものは免許証と、現在住んでいる場所が証明できる書類(ガスや水道の料金票など)、必要に応じて認め印や証明写真です。
住所変更に必要な書類を受付の人にチェックしてもらうと、免許証の裏に現在の住所を追記してもらえます。
これで住所変更は完了です。
②次に免許更新の手続きと講習
視力検査や免許証の写真の撮影、料金の支払いをすませたら、いよいよ初回更新講習です。
とはいってもDVDを見たりするだけなので、まぁ特に緊張することはありません。
トイレ休憩を挟みつつ2時間くらいの講習ですので結構退屈ですが、頑張って耐えましょう。
講習が終わると新しい免許を受け取ります。
これにて無事、住所変更&免許更新は完了です。
まとめ
今回は、「免許証に記載された住所以外の都道府県で、免許の更新手続きをする方法」についてお話しました。
基本的に上記の通りやればOKですが、都道府県毎に必要な持ち物が違う場合もあるようなので、念のため電話で確認しておくようにしましょう。
僕の実家は静岡県にあり、現在は群馬県のアパート住みです。
僕は大学1年の春休みに静岡で免許をとりまして、更新通知が(誕生月が4月だから)大学3年の3月に来ました。
大学3年の3月は色々忙しく、わざわざ初回更新の為に静岡に帰るのも面倒なので、現在住んでるアパートのある群馬で免許更新をした、という形です。
免許証に書いてある住所と住民票かあるところの住所は関係ないので、僕みたいに『県外に出てきたけど住民票移してない』って人も、免許証上の住所を変更すれば県外で受けれますよ、というお話でした。
では記事は以上です。ありがとうございましたm(_ _)m
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