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あなたを不幸にする「危険な完璧主義」の原因や、その特徴と対策

あなたを不幸にする「危険な完璧主義」の原因や、その特徴と対策

「完璧主義」は”真面目”や”勤勉”などと、ポジティブなイメージで語られる事が多いように思えます。

しかし、完璧主義の負の側面として、ザックリと以下の2通りのパターンが考えられます。

  1. 完璧じゃないと気が済まず、心身が疲弊してでも目的を達成しようとする
  2. 完璧にできないと思った瞬間に諦めてしまう

今回、「危険な完璧主義」としてご紹介するのはこの2つです。

 

どちらのパターンも、私たちにとって好ましいものではありません。ですので、以下の内容を参考にしていただき、「危険な完璧主義者」にならないようにしましょう。

「危険な完璧主義」になる原因

3つの原因
  1. 過去の成功体験
  2. 過大評価を受けてきた
  3. 幼少期から、失敗するたびに怒られてきた

以下で詳しく解説します。

➀過去の成功体験

過去の成功体験の味が忘れられず、麻薬のようにずっとそれを求め続けるのです。

 

それが実力ではなく運によるものだったとしても、です。

過去の成功体験が強烈で、なおかつ今が満たされていないほど、その傾向が強くなると考えられます。

②過大評価を受けてきた

まったく褒められないのもダメですが、逆に褒められすぎもOUT。過ぎたるは猶及ばざるがごとし、です。

  • 自分はスゴイ。
  • 他人から認められなきゃ。
  • だからこそ失敗だけはダメだ…。

このようにガチガチになってしまう。

 

緊張感があって良いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、度が過ぎればやはり”毒”です。

失敗して自分が見放され、周囲に失望される事を恐れるあまり、チャレンジ自体が出来なくなるおそれがあるからです。

 

自分はこの程度じゃない。本気を出せば何だってできる」という思い込みも時として大事ですが、度が過ぎると思い込みだけが増大してしまい、がんじがらめになって行動ができなくなってしまうのです。

③幼少期から、失敗するたびに怒られてきた人

これは、日本においては特に多いかもしれませんね。

 

近年は「失敗そのものではなく、むしろ挑戦しない事や失敗を回避する事に対して怒ることが必要」などと言われていますが、残念ながら今の学校教育はその真逆を行っています。

  • 1つの問いに対して答えは”1つ”のみで、それ以外は”間違い”
  • 教師が上であり、生徒や児童は下
  • みんなと違う人は排除

もちろんこういった日本的な学校教育にもメリットはあるのですが、とはいえ挑戦よりも「外さない」ことが重要とされている今の学校教育は、「危険な完璧主義者」を生み出しやすい環境であると言わざるを得ません。

めっちゃ余談ですが、ベルギーでは「教師(teacher)」という呼ばれ方ではなく、代わりに「ファシリテーター」と呼ばれてるようですね。

そして授業にも違いがあります。教室に30人いたら、答えは30通りあってよい。多様な意見に触れ合い、議論し、考えを深めていこう、というものです。

日本とはけっこう違いますよねぇ…。

「危険な完璧主義者」の特徴

冒頭で「危険な完璧主義」のパターンは、

  1. 完璧じゃないと気が済まず、心身が疲弊してでも目的を達成しようとする
  2. 完璧にできないと思った瞬間に、全て諦めてしまう

この2種類、とお伝えしました。

ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

➀完璧じゃないと気が済まず、ムリしちゃう人

「完璧じゃないと気が済まない」は、何もかもいい加減にこなすよりかは評価されるでしょう。

実際、高い社会的評価を得ている人たちは、妥協を一切許さない「完璧主義者」である場合が多いと言います。

 

しかし、それ故に人に頼ることができず自分だけで抱え込み、心身が疲弊してしまうおそれがあります。

そして少しでも目標に届かなかったら、自分を責めてしまう。

 

また、過去の些細な失敗にいつまでも引きずられ、場合によっては「うつ」になってしまう可能性まで指摘されています。

②完璧にできないと思った瞬間に諦めてしまう

個人的にコレが最もタチが悪く、危険だと思っています。

  • 失敗を恐れ、何も行動できなくなる
  • 目標を達成できなかった自分を責めてしまう
  • 勝てる見込みが無ければ、全てを投げ出してしまう
  • 「まだ本気出してませんよ?」感を出すために、テキトーに諦めるようになる

周囲の期待に応えようとするあまり、実力以上の自分を演じるようになります。

上手くいかなくても「本気出してないアピール」をすれば、周囲の人たちは「次はやってくれそうだな」と期待してくれる。

 

これは自己愛が強いタイプに多く見られる特徴です。

かくいう僕もそうでしたが、以下の対策を実行することで、今では何とか改善させる事ができました。

「危険な完璧主義者」にならないための対策

最後に、「危険な完璧主義者」にならないための対策についてです。
結論から言うと「やるべき事を分散させる」です。

100%完璧にはできないと自覚する

さて、僕らは生活する中で、常にやるべき事に追われています。手帳の「ToDoリスト」が消える事なんてありません。

  • 仕事
  • 勉強
  • 家事
  • 運動
  • ダイエット

などなど…

挙げ始めればキリがありませんよね。

が、完璧主義者はこの全てを100%のパワーで取り組もうとします。時間は有限なのにも関わらず、全ての事を100%完璧に仕上げようとする。

 

当然ながら、全部をこなす事なんて物理的に不可能です。

ですが「危険な完璧主義者」は、「ToDoリスト」を全部こなせなかった事に対して罪悪感を抱き、

  • 何もできない自分はクズだ。
  • 100%が不可能なら、最初からやらない方がマシだ。
  • どうせ中途半端に終わるなら、もういっそ後回しにしてしまおう。

と、自分を責めてしまうのです。

やるべき事を分散させよう

まずは、一気に100%のクオリティまで仕上げようとするクセを直しましょう。つまり、

10%のクオリティを10回積み上げて、最終的に100%を目指す。

という気持ちになる事が大切です。

 

ところでその昔、吉田松陰が「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」という有名な言葉を残しています。

わずかな事でもやれば、大きな力になる。「継続は力なり」の具体例ですね。

ほんの少しでも、取り組み自体に意味がある、という事でしょう。

 

充分な時間が取れない事を悔やむより、通勤や通学中に参考書を開く事のほうが重要だと、吉田松陰は教えてくれています。

休日の1時間も大事ですが、寝る前の5分も大事なのだと、改めて気付かされますね。

たとえば...。
  • 日課のランニングが出来なくても、食事の量を減らして立ち時間を増やす
  • 1冊の本を読み切れなくても、1章、または数ページだけ読んで寝る
  • 家の大掃除ができなくても、トイレ掃除だけは済ませる

こういった事から始めることができます。

最後に

完璧主義の素晴らしいところはたくさんあります。

しかし、少し方向性を間違えると、かえって我々の人生を不幸に、そして不自由にしてしまうかもしれません。

 

ぼく自身も「完璧にできないと分かった瞬間に諦める」タイプで、長年ほんとうに苦労してきました。

しかし、少しずつ積み上げていく事の大切さを知ってから、だいぶ心も生活も改善されたように思います。

 

みなさんも「危険な完璧主義者」にならないように、ぜひ実践してみて下さい。

記事は以上です。ありがとうございました。

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