今回は、
- マラソン練習をしている市民ランナーの方
- ダイエットで走っている、またはこれから走ろうとしている方
- 長距離走初心者の中高生
こういった方々に知って頂きたい、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)の紹介です。
いとう
なんかムダにカッコいい名前ですが(笑)、やることは単純です!
- LSDって何?
- LSDをするメリット
- LSDをするデメリット
- ダイエット効果は絶大?
- 注意すること
こういった点をまとめていきます。
LSDって何?
LSD(ロング・スロー・ディスタンス)とは、その名の通りゆっくり長く走るのがポイントです。
どれくらいゆっくりかというと、
- 友達とおしゃべりしながら楽しく走れるペース
- 呼吸も苦しくなく、ずっと走れると思えるペース
- 学校の体育だったらサボってると思われるペース←
こういう感覚です。
具体的な速度だと、1kmを6分30秒~8分が目安とされています。
(このペースは、体力テストなどで走る1500mで12分に近いゆったりとしたペースです)
LSDのメリット・ダイエット効果
大きく分けて3点ほど。
1.疲れにくいから継続しやすい!
例えば同じ5kmを走るとしても、全力疾走するか、ゆっくりペースで走るかで比較すれば、当然ゆっくりLSDをした方が疲れません。
疲労が溜まらなければ、また「明日も走ろっかな」と思えて、継続できるのです。これ大事です!
2.怪我をしにくい!
LSDはゆっくりゆっくり走るので、脚への負担は少ないです。
フルマラソンを2時間台で走ってしまうような強靱なランナーさんも、LSDを積極的に行っている場合が多いです。
3.ストレス解消に!
LSDは低負荷ですので、運動習慣の無い方にもピッタリな、ちょうどよいエクササイズになります。
汗をかいて身体を動かすことで、相当なリフレッシュ効果が期待できます♪
LSDがキッカケで走る事が楽しくなって、習慣になる方もいるほどです。
4.ダイエット効果
人間の身体は、
負荷の高い運動(筋トレなどの無酸素運動)をすると糖質が、
負荷の低い運動(ジョギングなどの有酸素運動)をすると脂肪が、
それぞれ消費されると言われています。
しかもLSDなら、息が上がるようなキツいランニングをしなくても楽しく脂肪燃焼できるのです。
LSDのデメリットと注意点
これは2点ほど挙げたいと思います。
1.時間がかかる
LSDの目安は一般的に「1時間以上」とされています。
もちろん、20分でも30分でも充分です。
ですが、あくまで理想は1時間以上!
しかし、時間があるときでも1時間はなかなか辛い方もいると思います。
慣れないうちは、音楽を聴く、景色がキレイな場所を走る、などの退屈しない工夫が必要かもしれませんね。
2.股関節・膝などのオーバーユース(初心者さんに多い!)
長い時間を掛けて走るということは、「歩数」も増えます。
股関節や膝を動かすこと自体に慣れていないと、走る距離によっては怪我や違和感が出ることも…。
股関節や膝、足首などは特に念入りにストレッチしましょう。
まとめ
今回はマラソントレーニングの1つであり、エクササイズの一環でもあるLSDについてでした。
実は管理人の僕がランニングにハマったのも、高校1年生の時に陸部のみんなでやった「LSD」がキッカケだったのです。
運動は楽しく取り組むことに尽きると思いますので、それぞれのペースでぼちぼちやっていきましょう。
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