こんにちは、とまです。
みなさん、「中二病」って言葉、ご存じですか?
今回は、この「中二病」の時期がいかに大切な時期なのか考え、避けるべき接し方などについてもまとめました。
いとう
まずは「中二病?ナニソレ?」
という方に向けて、10秒くらいで説明します。
「中二病」とは、主に中学2年生前後の、思春期まっただ中の子に見られる特徴です。
例として、
- 大人ぶる。
- 些細なことで反抗する。
- 何か極端なものに強く憧れる。
- 周りと合わせたがらない。
- 自分がまるでアニメ主人公のような、特別な存在だと思い込む。
男女で多少の差があるかもしれませんが、だいたいこういった特徴が挙げられます。
みなさんにもこのような時期があったかもしれません。
いとう
僕の中二病期の奇行について詳しく知りたい方は、記事の最後らへんにヒッソリと書いておきます。
目次からどうぞ…!
さて、そんな中二病の時期。
大人からすると、
- 子どもがエラそうにするな!
- 屁理屈を言うな!
- 現実を見ろ!
ついついこんな事を言ってしまいたくなるかもしれません。
しかし、この「中二病」の時期は、成長過程でとても重要な素晴らしい時期なのです…!
まずはその理由について迫っていきましょう。
中二病が素晴らしい理由
そもそも、「中二病」とはどんな時期なのか。
それは、
- 子どもの精神が大人になる
- 価値観・性格がだいたい固定される(15歳前後は特に)
こういった時期だと言われています。
上記を踏まえた上で説明してみます。
子どもの生き方が変わる時期
先述した通り、「中二病期」は子どもの興味関心・熱中したい事・好み・価値観などがほぼ決まる時期なのです。
そしてその時期の体験は、その後の人生に大きな影響を及ぼすのです。
例えば、
- 中二病の時に勉強を狂ったようにやった結果、周囲に認められて勉強がやみつきになる。
- ギターを買って朝から晩まで練習し、「カッコいい!上手い!」と褒められ、音楽が好きになる。
など。
そうなると、子どもがどう生きていくか(立派な大学に合格するために勉強をする、音楽の専門学校に通うなど)に影響します。
もちろん、
いとう
と思われるかもしれません。
しかし、大人の方で
おとな
という方は、かなり少数ではないでしょうか。
ところが、「中二病期」の子ども達は違います。
本気で「ミュージシャンになれるかもしれない」と思えるのです。
本気で夢を見て、純粋な気持ちで頑張れるのです。
こんな時期、人生においてまたと無いでしょう。
そして、そういった経験を通じて、
- 何かに没頭し続けた経験
- 夢が叶った経験
- 逆に、現実を突きつけられた経験
というような、非常に価値ある事が勉強できるのです。
ある意味での「自分探し」をしている
先ほどの説明とダブりがあるかもしれませんが、「中二病期」にちょっと悪ぶってみたり反抗してみたり、何かに憧れを持ってみたりする中で
といった事を考え始めるのです。
不良ぶってみるとか反抗してみる事、または何かに強い憧れを持つなどの経験は、大人になってからだとあんまりない体験ですよね。
そういう中二病期特有の経験を通じて、色々な感情を吸収しているのです。
このように、大人では経験しえない事を経験できるという点で、中二病は素晴らしいと考えています。
これだけは避けたい!中二病期の子どもとの接し方
次に、中二病の子どもと接する上で絶対に避けたい事を考えてみました。
①馬鹿にする
- お前がやっていることは馬鹿だ。
- 恥ずかしい。
- 気取るな。
といった言葉ですね。
子どもの行動そのものより、
「子どもをそうさせている感情」
に着目し、尊重しましょう。
子どもはその時、一体何を感じているのか。
大事なのはソコです。
②必要以上に口出しする
もちろん、命に関わる事や犯罪行為はゼッタイダメです。(笑)
怪しいオクスリとかに憧れたとしても、手出ししたらさすがにマズいです。
ですが、子どものやりたい事を必要以上に縛ってしまうと、せっかくの「色んな感情になる機会」をムダにさせてしまうかもしれません。
そこのバランスが重要であり、難しいのかもしれません。
③夢を否定する
中二病期とはいえ、子どもの価値観はけっこう親に依拠しているのです。
- お前にはムリだ。
- 将来○○になる事はできない。
こういった言葉は、親が自らの手で、子どもの成長を押さえつけているといっていいでしょう。
そうならないためにも、
いとう
これくらい言える父親になりたいと、個人的に思っています。(笑)
僕の中二病期 概略
おまたせしました(?)
参考までに、僕の中二病期の行動をシェアします。
①作詞(歌詞)
もちろん、詩を作るのが趣味の方は沢山いらっしゃるでしょう。
今の僕も詩を作るのは好きです。
作詞自体は中二病なんてとんでもない、美しい事なわけです。
しかし当時は、B’zやサカナクションなどのミュージシャンに憧れていたという理由だけで作詞してました(笑)
感情の貯蓄ができる思春期。人生にとってその時期がどれほど愛おしくて、どれほど素晴らしい一瞬だったのか気づくのは大人になって枯渇してからだ。中二病と揶揄したり揶揄されたりして萎縮するのはとても不自然だと思う。何だか勿体ない。勿論、犯罪はダメだけど。
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) May 11, 2012
↑サカナクションのボーカル、山口一郎さんのこんな呟きにも感銘を受けながら。
②超ストイックごっこ
先ほど、「B’zやサカナクションに憧れて…。」と言いました。
僕の中のイメージだとB’zのボーカルは筋トレ、サカナクションのボーカルは寝食を忘れて作詞というように、超ストイック。
そこで当時の僕は、
いとう
という試みをしました。
倒れました。
マネはしないで下さい。
このような中二病期を経て得たもの
沢山あると思っています。
- 作詞が好きになった(文章を書くのが好きになった。)
- 自分を追い込めるようになった。
- 良い意味で、自己表現の方法がわかった。
などなど、大人になった今でも役に立つことばかりです。
振り返ってみるとめちゃくちゃですが。(笑)
まぁそういう時期があってよかったなーと思ってます。
まとめ
今回は中二病についての内容でした。
- 中二病は素晴らしい!
- 中二病の子どもを過剰に押さえつけないで!
- 中二病期に得たモノは一生モノ
ざっくりとこんな感じのことをお伝えしたかった次第です。
親も子も大変な時期だとは思いますが、うまく乗り越えていけるといいですよね。
では、記事は以上です。
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