進級・進学や長期休みなどのタイミングで、「そろそろ本気で勉強しないとヤバい…。」と考えている方は多いかと思います。
塾に入ろうか、家庭教師に来てもらおうか、または通信教育を始めようか…など、色々な選択肢があるかと思います。
今回はそんな悩んでいる方に、「進研ゼミ」を提案したいと思います。
- 「進研ゼミ」の冊子が家によく届くけど、実際の評価はどうなんだろう?
- 「進研ゼミ」をやるメリットがよく分からない
- 塾より良いってホントなの?
進研ゼミに関するこういった疑問にお答えします。
参考までに僕は進研ゼミを中学~高校生までやっていた経験があり、中学では主要5教科、高校では数学と英語をやっていました。
結論から言うと進研ゼミの教材は「かなりクオリティが高い」ので、オススメしています。
(以下では主に高校講座について紹介しつつ、中学講座についても触れています。)
進研ゼミをざっと紹介
進研ゼミとは
「ベネッセコーポレーション」の通信教育講座です。
こどもちゃれんじ、進研ゼミ小学講座、進研ゼミ中学講座、進研ゼミ高校講座と用意されており、
- STEP.1毎月、自宅に郵送されてくる教材を解く
- STEP.2確認用テストを解いて返送し、添削してもらうテキストの最後にある確認テストを解きます
- STEP.3添削してもらったテストを確認する解説が丁寧なので、非常に役立ちます
- STEP.4以下繰り返し
ザックリですが、こんな流れで学習を進める形になっています。
また、最近では手持ちのスマホやタブレットからも学習できるようになっていまして、年々便利になっていっていますね。
わからない問題をいつでも相談できる
進研ゼミのような通信教材をイメージすると、
いとう
と思われるかもしれません。
しかし進研ゼミでは、「赤ペンコーチ」や「教科質問サービス」によって質問が可能なのです。
このように塾みたいな機能もあるのに、費用は低いため、コスパはかなり高いと思います。
進研ゼミの料金とコスパについて
(※2019年2月時点です)
- 中学1年→年間70,452円(月5,871円)
- 中学2年→年間71,988円(月5,999円)
- 中学3年→年間81,180円(月6,765円)
※(価格は「12か月分一括払い」を選択した時のものです。
「毎月払い」より月々1000円ほど安いのでオススメです。)
ご覧の通り「中学講座」は1年生~3年生まで、だいたい年間7~8万円くらいの費用ですね。
ちょっとややこしいので表にしました。
学年 | 1教科(月/年) | 2教科(月/年) | 3教科(月/年) |
---|---|---|---|
高校1年 | 5,900円/
70,800円 |
7,800円/
93,600円 |
8,800円/
105,600円 |
高校2年 | 5,900円/
70,800円 |
7,800円/
93,600円 |
8,800円/
105,600円 |
高校3年 | 5,807円/
75,994円 |
7,307円/
99,214円 |
8,307円/
119,190円 |
※(価格は「12か月分一括払い」を選択した時のものです。
「毎月払い」より月々1000円ほど安いのでオススメです。)
※高校3年生の料金は、高2・2月号からの2か月分も含まれた料金です。
高校講座には、「受験に必要な教科を、1教科単位で自由に選択し、組み合わせて受講できる」という特徴があります。
3教科まで選択することができ、受講する科目が増えるほど、1教科あたりの価格はお得になっていきます。
中学講座までと違って
というスタイルになっています。
- 中学→年間34万円ほど(進研ゼミは約7万円から受講OK)
- 高校→年間29万円ほど(進研ゼミは約7万円から受講OK)
※進研ゼミ調べ
費用の面だと、進研ゼミは圧倒的にリーズナブルです。
当時の僕は、よく母親から「あんたお金掛からないね(笑)」と言われていましたが、料金を見ると確かにそう感じますね(笑)
とはいえ塾には塾なりのメリットもあるため、そこはしっかり吟味しつつ決定しましょう。
僕が感じた進研ゼミのメリット
模試に異様に強くなる
進研ゼミは個人のレベルに合わせて体系的に、好きなだけ学ぶことが可能です。
僕は学校の定期テストはイマイチだったのですが、模擬試験だけは結構トクイになれました。
僕の青春時代を振り返ってみると、進学校ではなかったものの、奇跡的に国公立大学に現役合格できたのは割と進研ゼミのスタイルが僕に合っていたからかなと思います。
まぁぶっちゃけると、志望校に最短で合格したいなら定期テストより模試に強くなるほうが有利です。
本番に活かせる力を付けたい方には、進研ゼミは非常にオススメできますね。
(とはいえ、模試だけじゃなくて学校のテストも頑張りましょうね…。笑)
進研ゼミの教材は苦じゃない
進研ゼミの問題数はそこまで多くないのですが、基礎→応用→発展と、適切なルートで学ぶことができます。
確実にステップアップしながら勉強ができるため、応用問題に到達するまでに挫折しにくいのもポイントですね。
また、問題の理解方法がノートみたいにキレイにまとめられているため、視覚的にも分かりやすいです。
一方、学校で配られるテキストは問題だけが無機質に並べられている、見ただけでウンザリするような教材が多いですが、
「まず最初に進研ゼミで勉強し、次に学校課題で復習」
という活用方法が特にオススメです。
僕はあまりレベルの高くない高校に通っていましたが、一念発起して大学受験の勉強を1日10時間やっていたころのメインのテキストは進研ゼミのものでした。
10時間やっても苦じゃないレベルでストレスが少ないです。
定期的に届く、一生使えるレベルの参考書が有能すぎる
基本的に進研ゼミでは毎月ドリル形式の冊子が届くのですが、定期的に「○○事典」みたいなテキストが届きます。
僕がやってた4年前だと「英文法事典」とかですね。
ぶっちゃけ、「これさえマスターすれば基礎はOK」みたいなクオリティで、先ほど「体系的に学べる」と言ったのはこのためです。
その参考書は結局、受験期の最後の最後まで使っていましたね。
大学生になった今でも、たまに要点チェックのために使っています。
映像授業はアクセスしにくいけど…。
今流行りの映像授業は動画で流れていってしまうため、復習の時に
いとう
とつまずいた時に、スムーズにチェックできない恐れがあります。
「何分くらいの時の内容だっけかな…」と、わざわざ動画を巻き戻さないといけません。
いっぽう進研ゼミは基本的にテキストのため、わからない箇所をテキストですぐにチェックできるのがいいですね。
進研ゼミは「自立学習」の姿勢が身につく
ぶっちゃけ塾は、ある程度の「強制力」によって勉強しますよね。
誰だって塾に放り込まれれば勉強します。
そして受験期はそれで成績が伸びればとりあえずOKです。
しかし、それによって「自分から進んで学習する力」が付くかどうかは疑問です。
例えば大学では、受験後に「燃え尽き症候群」となり目標を失い、優秀だった学生がドンドン堕落していく…といった悲惨なケースもよく見受けられます。
しかし進研ゼミを通して、最後まで地道に学習に取り組む習慣がついた人は、受験のその先、大人になってからも勉強し続けられると思います。
これが「自立学習」です。
そしてこの「自立学習」の姿勢は、
- 生涯学習
- 大人の学び直し
- 死ぬまで学び続ける時代
などが叫ばれる現代において、まさに子どもから大人まで必要になってきている力でしょう。
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書
進研ゼミのデメリットはないの?
僕が感じたデメリットとしては、
です。
溜めてしまった分はというと、休日や学校の休み時間などにまとめてやっていました。
ただ、溜めた分をまとめてやることによって復習になったり新しい発見もあったりするので、ある意味溜め込んでもOKだと(個人的にですが)思いますね。笑
まとめてやっても、先述のとおり苦ではないですし。
また、テキストをしっかりこなせば努力賞の景品がゲットできるので、それもモチベーションになるかと思います。
テキストを一気にやって一気に努力章ポイント稼いで、欲しい景品をゲットしましょう。
進研ゼミと塾を比較するとどうなのか
進研ゼミのマンガではよく塾と比較していますが、実際はどうなのでしょうか。
塾との比較
進研ゼミと比較すると塾は高額ですが、とはいえ
- マンツーマン指導
- 学習環境が良い
- 仲間がいるから心強い
- ある程度の強制力があるため、ダラけず継続できる
こういったメリットがあります。
こういった環境が自分の性格に合っていると感じたら、塾のほうが良いかと思います。
ただ個人的に、映像授業の塾に行くくらいなら、進研ゼミを最大限に活用した方がコスパ良いかなと思っています。
こんなパターンも大いにアリですよね。
わざわざ塾の自習室に行かなくても、図書館に進研ゼミのテキストを持ち込んで勉強すれば何も問題はありませんしね。
図書館は無料なので、進研ゼミ勢はどんどん図書館を利用しましょう。
いとう
塾と進研ゼミの料金・コスパ比較
「進研ゼミの料金」のところでもお伝えしましたが、結論から言うと
です。
- 中学→年間34万円ほど(進研ゼミは約7万円から受講OK)
- 高校→年間29万円ほど(進研ゼミは約7万円から受講OK)
※進研ゼミ調べ
とはいえ、それぞれのメリットを吟味して、自分に合った選択をしていきましょう。
まとめ:もし迷っているなら無料体験してみよう
今回は「進研ゼミ」について、経験談も含めて紹介させていただきました。
いとう
の状態でモヤモヤしているのも勿体ないので、迷っている方はとりあえず無料体験してみて、実際に確かめてみましょう。
※無料体験では、授業対策、定期テスト対策、入試対策をお試しできる問題集とパンフレットがゲットできます。
進研ゼミが気になっている方は、この機会にぜひ検討してみてください。
では、記事は以上です。
ありがとうございました。
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