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【書評】知っておきたいホントに大事なお金の話【お金の勉強】

知っておきたいホントに大事なお金の話

今回は、
「漠然とだけど、お金について少し勉強しておきたい!」
と考えている人に向けた内容です。

 

さて、生活していく上では、お金に関する問題は付いて回りますよね。

「あの服ほしい!」などといった身近な事から、

  • 投資って何?どんな種類があるの?
  • そもそも「保険」って何なんだ…?
  • お金の性質について

など、ちょっと踏み込んだ内容まで。

 

言うまでもなく「お金」は僕らの生活と密接に関わっています。

しかし、いざ勉強しようとしても専門用語があって分かりづらいし、とにかくめんどくさい。

 

そこでまず、その入り口として
知っておきたいホントに大事なお金の話
という本をご紹介します。

知っておきたいホントに大事なお金の話

中身はこんな感じ

資産運用だとか、保険などの知識がない僕のような大学生でも読む事ができたので、オススメしています。

「知っておきたいホントに大事なお金の話」はこんな内容

ザックリと、

  • 資産運用のしかた
  • お金の殖やし方
  • お金の正しい使い方

こういった内容になっています。

「そもそもお金とは?」といった根本的な話から、株式・債券・FXなどの話まで網羅しており、まさに「お金の教科書」です。

学校で「お金」の授業があったらコレが教科書になってそうな、そんな内容でした。

 

まぁ、この本だけで資産運用を始めるにはまだ不足している部分があるかもしれませんが、

  • 資産運用ってそもそも何よ?
  • 資産運用の種類やメリットを知っておきたい
  • 銀行預金以外の方法をザックリ知りたい

といった人にはピッタリです。

 

投資のコツ的な内容もありますが、とりあえず基礎をザッと知りたい方向けですね。

この本から派生して、株式なり債券なりの専門書を買ってみてもいいですし。

 

「お金について賢くなって、効率良く生きたい!」

という最初の一歩になるのではないか、と思っています。

「投資の種銭がない!」という人も読むべき理由

いくら投資を勉強しても、そもそも種銭がないと投資できないですよね。

 

そこで、普段僕たちが働いて得ている労働収入を最大化させる方法が「付加価値」の観点から解説されています。

  • いかにして付加価値を高めるか
  • どう差別化をはかるか

なかなか実践は難しいような気がしますが、個人的には考え方として学びになりました。


日本人はマネーリテラシーが低い?

余談ですが、この本の副題に「日本人が教わらなかった」とあるんですよ。

要は、普通の小学校~高校に通っただけでは知ることができない「お金の話」なのです。

 

本書の中には、

家計の金融資産のうち、銀行預金は欧米人が15~35%なのに対し、日本は55%と高い

とあります。

 

要は「欧米人は銀行預金だけでなく投資もするけど、日本人は投資しない」という事です。

この理由について「資産運用の知識に乏しいからではないか」との見方がされています。

 

また、最近よく言われている「マイホームは負債である」といった点も解説されていまして、興味深かったですね。

さらにマイホームの次にデカい出費と言われている各種保険の知識についても触れられています。

 

恥ずかしながら僕は保険などの知識がなかったため、学生のうちに知れてよかったですね。

このあたりの話は、深堀りしようと思えばいくらでも出来るのでしょうが、

いとう

実用的かつ基本的な内容だけ抑えておきたい!

 

という方にはピッタリです。

終わりに

さて、この本の終章には「お金と『幸せ』についての大事な話」という項目があります。

  • お金で幸福は買えるのか
  • お金はものさしのひとつに過ぎない
  • 安くモノを買う先にあるもの(高いモノを買って着飾るべき、とかそういう話ではないです)

などなど。

まぁ自己啓発的な内容なのですが、この先お金に食われず、自分の人生を歩む上で知っておくべき点がまとめられています。

 

投資的な観点だけじゃなく、啓発的な部分だけでもなく、お金の総合的な性質をどう捉えて、自分なりにアレンジしていくか。

そういった事がわかる本でした。

 

投資や保険などに詳しくなくても、非常に分かりやすくまとめられています。

図が多用された約200ページの構成で、2時間くらいで読める内容ですので、ぜひ。

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