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地域政策学部の大学生が「日本再興戦略」を読んだほうが良い理由【地方創生】

地域政策学部の大学生が日本再興戦略を読んだほうが良い理由

地域政策学部は、比較的新しい学部です。

僕は某国公立大学の「地域政策学部」の学生でして、これまでに3年以上はこの学部で学んでおります。

 

さて、今回はそんな僕が、地域政策を学ぶなら一度は読んでおくことを強くオススメしている本のご紹介です。

落合陽一さんの「日本再興戦略」という本です。

補足:落合陽一さんとは

1987年生まれ。メディアアーティストであり起業家であり筑波大学の学長補佐。

「現代の魔法使い」の異名を持っている。

たまに流れるYouTubeの広告で「News Picks」に登場している人。

最初に:地域政策学部とは

「地域政策学部」とは、超ザックリ言うと「地域をもっと元気にしよう!」な学部です。

少子高齢社会で、労働人口が少なくなって、東京一極集中で、だけど諸問題は多様化して、なんか求心力もねぇな…。

という現代においては、その地域ごとに最適化された解決策をそれぞれが発案し、それぞれが実行していかなければなりません。

 

よって、今後はさらなる地方分権が必要なのです。

その実現のために、地域政策学部は存在しています。(…と、僕は勝手に思ってる)

 

さて、地域政策学部では「地方創生」という大きな目標に対してどういったアプローチをしていくのか。
それを考えていきます。

観光政策的アプローチ?公共政策的アプローチ?それとも農業政策?地域医療?文化政策?社会教育?産業?…

などなど、実に様々な方法があるワケです。

 

そういった課題に対し自分なりに課題設定をして、どの分野から地域貢献していけるか、といった事を学生が考えていくのが、地域政策学部です。

とま

ザックリ言うとね!

 

で、地域政策学部に入ると、教授がよくオススメしてくるのが「地方消滅」という著書。

コチラも読んでおいておいた方が良いのですが、今回ご紹介する「日本再興戦略」は、今の時代で地域政策を学ぶ上では是非読んでおいてほしいなと思っています。

より新しく、より実践的な視点を持てるようになるため、できるだけ早い学年のうちに読んでおき、以降の大学の授業内容の吸収率を上げて欲しいなと思っています。

 

それくらい読んでほしい本です。

民間企業に行こうが行政職員になろうが、地域に携わりつつ生きていきたい人は必読です。

日本再興戦略を読むべき理由

「日本再興」という大きなくくりで語られている本書ですが、そのカギは地方創生・地方分権にもある、といった内容になっています。

 

実は地方についてガッツリ触れられているのは第4章だけなのですが、全体としてのアイデアが「地域」というコミュニティに応用可能なのです。

AI、自動運転、5Gなどの技術が発展したら、高齢者の移動の問題は?バスなど公共交通の衰退の問題は?

こういった、これまでの地域政策学部ではあまり具体的に議論されてこなかったような事も、新しい視点で考えることができるようになります。

 

技術革新が進む中、テクノロジーをどう利用し、地域はどうあるべきで、人間が地域の中でどのように生き、仕事をしていくのか。

そういった、これからの新しい地域政策を考えるキッカケとなります。

特に重要なのは第4章から

4章では本格的に、人口減少などへの問題に触れられています。

 

さてみなさん、人口減少って聞くとネガティブなイメージを持ちませんか?

地方の人口減少を防ぐために東京への人口流出を防ぎ、子どもをバンバン産むべきである、というように考えるのではないでしょうか。

 

しかし、日本再興戦略」では「人口減少はチャンスである」と言っているんですよね。

その理由は、

  1. 業務の機械化が容易にできるから
  2. 機械化した技術を輸出できるから
  3. 教育投資が増える(相対的に子どもの数が減るから)

だと言います。

そもそも日本では既に労働人口が減少しているため、機械化による省人化に対し

とま

仕事がなくなるから機械化をやめろ!

といった反対が起きにくいのです。

 

そのため業務を機械化しやすい雰囲気であったり、その機械自体を海外に輸出したりする事も可能です。

 

また、3つめの「教育投資が増える」は、言い方に語弊があるかもしれませんが本書によると「少数精鋭」な教育になっていく、という事でしょう。

高度経済成長期には適合した教育モデルは、現在では不適合なのです。

 

以前では画一的なモノを大量生産し、大量に流通させればOKな時代でした。

夜にはみんな同じTV番組を観て、同じ雑誌や同じレコードを買っていました。

 

しかし今は個人の趣味嗜好が多様化し、音楽はアルバムではなくiTunesの定額サービスでつまみ食いし、マスメディアではなくそれぞれが好きなYouTuberの動画を観る時代です。

 

話が長くなってしまいましたが、つまり、多様化した個人それぞれに最適な教育を、という事なのでしょう。

教育分野もまた、地域政策において考えていかなければならない分野の1つです。

 

ぜひ、読んでおいて欲しいと思います。

今後の地域政策学部

本書にもありますが、日本は古来から中央集権の期間は短かく、大部分は地方自治の期間でした。

従って、地方自治は極めて日本人の性格に合っているものなのだと思います。

 

また、先述のとおり今後は地方創生の重要性が、時間が経過するごとに増していきます。

これから地域政策を学ぶ人や現在学んでいる方は、「チャンス!」だと思って勉強して欲しいなと思っております。(ナゾの上から目線ですみません笑)

 

本書内では、ふるさと納税のアップデート版とも言えるICOや、地域ブランドの発信や発案など、地域政策学部の学生が実行できるアイデアが紹介されています。

在学中から実践可能な事も多く、例えばゼミや卒論のアイデアにしたり、研究テーマにしてみたりと、ドンドン学びが深まっていくと思います。

 

僕はもう大学4年なのでアレですが、1年生や2年生の時に読んでいれば、もっと時間を掛けて深い勉強ができたかもな…と、ぶっちゃけ後悔しております(笑)

 

将来的に行政職員になるにしろ、民間企業で働くにしろ、「地方創生」に対してより明確なアイデアが持てるようになると思います。

なお、この「日本再興戦略」の続編(って僕が勝手に思っている)「ニッポン2021-2050」も、併せてご紹介しておきます。

では今回は以上です。

ありがとうございました。

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